就活が怖い。動けない。
泣きそう。何も動きたくない…。
そんな就活生は沢山いるはずです。私もかつて就活生だったので、そんな時が沢山ありました。周囲が内定を取っているのに、自分ばかりが落ちていく…。そんな感覚がありました。
それに就活が漠然と怖い、という人もいるはずです。
そこで「就活をあまりにも怖がり、嫌いすぎた結果50社から落ち、新卒で入った会社もろくに続かず、個人事業主になった私」が、どうなったのか?いまどう思うのか?を正直に語っていきます。
皆さんがなにか得るものがあれば幸いです。
「就活が怖い・動けない」原因ってなに?
よくよく考えてみると、就活がなぜ怖いのか?の理由の第一は「人生が決まる」というプレッシャーではないでしょうか。新卒入社の企業がどうしても「今後のキャリアとして響いてくる」ことを考えすぎてしまい、身動きが取れなくなっている人も多いはず。
例えば新卒で金融業界に入ったとしたら、まず間違いなく「金融の人」としてのキャリアを歩むことになるはずです。IT業なら「IT業界の人」でしょう。それが働き始めてから40年、ひょっとしたら50年以上も続くかもしれない。しかも後戻りはできない…というわけですね。とうぜん、慎重になるわけです。
しかも、志望業界のことはいまいち学生からするとわかりません。
なぜならその業界で働いたことがないからです。結局は、誰かから聞いた曖昧な情報で、その業界が良いのか?を判断するしかない。
サッカーを全くやらずに、サッカー選手を目指します!と言うようなものですね。そんなハッタリは、言っている側としてもとうぜん不安になります。なので動けなくなる。
しかも業界を決めたとしても、就活では落とされまくるのです。こっちはただでさえ情報が足りていないのに「うーん、きみはイマイチだなあ」とか言われ、理不尽にも落とされるのが普通。就活生としては「こっちは人生かかってるんですけど!」と大声で叫びたくなりますよね。
結局、就活とは
- 人生がかかっているいるというプレッシャー
- 自分ではイマイチ体験として分からない
- しかも、落とされまくるのが普通
…という、学生にとって超絶理不尽なコンボで成り立っているのです。
就活が怖い最大の原因「人生がかかっている」
私は、この中で最大の元凶にして犯人は「人生がかかっているというプレッシャー」だと思っています。
「自分が体験として分からない世界に飛び込む」のは、確かに怖いです。
が、人生ではよくあること。例えばあなたが知らない、新しいスポーツやゲームを始めるならそれは「全く知らない世界に飛び込む」ことになります。それにスポーツやゲームには挫折が付きもの。「落とされまくるのが普通」なのも、実は人生ではそんなに珍しいことではないのです。
ところがここに「人生がかかっている」という要素が加わると、途端に話が違ってくる。
スポーツでもゲームでも、向いていないなら途中でやめればいいだけです。ところが就職はそうはいかない。新卒で会社を辞めると社会の誰からも「あいつ、会社辞めたんだってよ」という、烙印が押されることになります。そして一生、履歴書についてまわる。…理不尽ですよね。
就活が怖い?後から何とでもなるよ
実は就活で人生なんか、かかってないんですよ。
そして、逆手に取って企業で好きなことをやればいいのです。で、ダメならさっさと次に行きましょう。
就活が怖くない理由:人生、かかってません
まず新卒採用に人生がかかっていないのは「本気でお金を稼ぐ手段でなんかいくらでもあるし、キャリアも後からどうとでもなる」という理由からです。
お金を稼ぐといっても、決しておかしな話ではありません。例えば、講演会で登壇して講師料をもらうのも副業になります。講演会に呼ばれるほどの専門的な知識と経験を得れば、全くノーリスクの収入としてお金を稼ぐことができますよね。他にも、Youtubeを趣味でやるのもいいでしょう。もう少しリスクを取るなら、株や不動産投資もよいでしょうね。
とにかく、何が言いたいのかというと会社に死ぬまでお財布を握られるご時世ではないということ。もはや会社員でも自由に収入を得て、自由に働くことが認められる世の中です。この流れは今後も加速するでしょう。
会社員としての収入以外に手段があって、経済的に自立できる。それなら、別に会社員としての地位に「人生がかかっている」ということにはなりませんよね。安い給料の企業でも、自分の努力次第で収入を増やせるからです。
さらにキャリアそのものも、いくらでも変化します。
世の中には「ただの会社員から早稲田大学の教授になった人」や、「友人宅に居候するだけのフリーターから上場企業の創業者になった人」など、探せば山ほど変なキャリアを持つ人は沢山います。つまり本人の意思の持ち方で、人生はどうとでも変化していく。
キャリアというとお堅い印象があるかもしれませんが、実は自分のことですから、どうにもなるものの一つです。
新卒採用一発目だけで人生が決まることは、ありません。むしろ企業に入ってから努力出来る人が報われるのです。
就活は怖がるより、企業で好きなことをやる機会
「じゃあ、就活は適当にやればいいのか?」
というと、それも筆者は違うと思っています。
あなたが企業で好きなことをやる時間を増やすために、就活をすべきでしょう。
何かを言われて嬉しい瞬間だったり、やりがいを感じる瞬間というのは、誰にもあるはずです。
- 部活の後輩から「先輩は頼りがいがあります!」
- 友人から「アドバイスが役に立ったよ、ありがとう」
- 彼氏・彼女からの「気が効くね」
これらの中から、どのセリフが一番嬉しいのか?は、人によって違います。そして、それは仕事だろうと日常生活だろうと大して変わりません。つまりこういうセリフが沢山聞けるような立場で仕事をするのが楽しいはずです。
就活をするなら、せっかくならこういうセリフをたくさん聞けるところに行きましょう、というのが私なりのアドバイスです。
そしてそれは業界ではなく、職種だったり部署で決まることが多いです。「自分が楽しそうな姿」が描けそうな部署や職種を思い描いてみましょう。それが、あなたの目指すべきキャリアかもしれません。
就活が怖いなら、とにかく仲間に話すのもおすすめ
それでも疲れてしまった。怖い。という人もいるかもしれません。
結局、一人でやっているから疲れてしまうんですね。そういう時は誰かに相談するのがおすすめです。
親でもよいですし、彼氏でも彼女でもよいでしょう。もしくは志望業界が全く違う友人も参考になったりするものです。とにかく一人で塞ぎ込まないことが重要です。
また、一人で気分転換をするのもよいでしょう。一週間程度、就活をやめて遊んだところで不利になることはほとんどありません。遊ぶ間は決して就活関連のことはしないと決め、戻ってきたら必ず進めることを決めたのであれば、遊ぶのも良い気分転換になります。
就活は怖くない。好きなことのために企業を使おう
とにかく企業で就活をするのは、実は怖いことでも、恐ろしいことでもありません。
恋愛のようなものです。きちんとした理由があればいくらでもやり直しが効きますし、就活を通して人生を豊かにすることも可能です。
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