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【就活】ESでアルバイトの経験を書くときのテンプレート

就活初心者向け

就活でアルバイトの経験を語ろうと思っている就活生の方も多いでしょう。エントリーシート(ES)や面接において、アルバイトで何かを頑張って取り組んだ経験というのは、格好のネタのように思えます。

…が、少し待ってください。
さっそくアルバイトの経験を書く前に、伝えたいことはまとまっていますか?どんな点をアピールしたいと思って書くのでしょうか?
この記事では、ESでアルバイトの経験を書くときのコツをご紹介していきます。

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そもそもなぜESでアルバイトを書くのか

そもそも、なぜアルバイトの経験を書こうと思ったのかを少し考えてみてください。

大学生
大学生

大学生活で、アルバイトくらいしか書けるものがないから…

大学生
大学生

私はアルバイトをめっちゃ頑張ったから!

就活生
就活生

ESってアルバイトの経験を書くのが一番いいんじゃないの?(適当)

…このような「とりあえずESならアルバイト」論はNGです。アルバイトがいいネタだから、と安易に飛びついてはいけません。
エントリーシートの大目的を思い出してください。エントリーシートとは

企業に自分を魅力に思ってもらうため

に存在しています。つまり自己PRの一環であり、アルバイトをネタにするのも、自己PRに役立つように書くべきなのです。

アルバイトの経験から、自己PRのネタをひねり出す」のは本末転倒。そうではなくて、
自己PRとしてふさわしいから、アルバイトの経験を書く」でなくてはいけません!

もちろん、ESを考える時にアルバイトの経験から考えるのは構いません。ですが完成した文章においては、「自己PR→その具体例としてのアルバイト」という形になっていないと、落とされます。

ESでアルバイトの経験を書くなら、相手企業が求める姿から

そうなると、まず最初に考えなくてはいけないのは「相手企業が何を求めているか」です。それに沿って自己PRすれば、基本的には受かるはずですから。

ESを書き始める前に、採用ホームページやパンフレット、社長のインタビューなどをよく読んでください。あなたが興味のある企業が、どういった人に来てほしいのか必ず書いてあるはずです。例えば、以下のような形です。

  • 三菱商事
    多様な経験や不断の自己研鑽を通じて、自らもこれらの能力を備え、経営人材になることを志す人材(出典
    トヨタ自動車
    すべての人に幸せをお届けする(出典
  • ソニー
    自分にどのような貢献ができるかということを徹底的に考え、広い視野を持ち、積極的に行動していく(出典

まず最初に、このような「相手企業が求める人材像」を把握します。その上で

自分なら御社と同じ方向を向いてがんばれます。
なぜなら、アルバイトで似たような経験をしたからです!

具体的には~~」

…と、ESに書いていくべきです。
また、面接でも話すべきことは同じです。

ESでアルバイトの経験を書くときのテンプレート

これをテンプレートにすると、以下のような形になります。

私の強みは(自分の強み)です。これは、アルバイトで経験しました。

当時の課題は(問題点)です。

(課題設定)が問題だと考え、(解決策)しました。結果として、(結果)になりました。

御社でもこの(自分の強み)という強みを活かして貢献したいです

問題→課題設定→解決策→結果

このフレームワークを使いましょう。また、「課題設定」をきちんと言うことを忘れないこと。
この課題設定に正解はありません。が「どこが論点?」をどう考えたのかに、あなたの性格が出ています。そして面接官はそこが知りたい。これは正解ではなく、プロセスを訊くための質問なのです。

あと、嘘は絶対にNGです。このあと面接官から「どう行動したの?」というツッコミが必ず入るため、嘘ならバレます。

あなたが困難に直面した時に、どう行動するのか?にキャラクターが出るので、必ず深堀りされます。事前に準備しておきましょう。

また時間があるなら、複数のエピソードを出してもよいでしょう。2-3つくらいが理想です。

ESでアルバイトの経歴をアピールするまでの手順

今までの流れをまとめます。
ESでアルバイトの経歴を書く場合、このような手順に沿って考えていくべきです。

  1. 企業が求めている人材像を知る
  2. 求めている人材像に合致する、自分のエピソードを複数書き出す
  3. 「問題→課題設定→解決策→結果」のフレームワークを使ってそのエピソードを再構成する
  4. どこからツッコまれても良いように完璧に覚える

このように考えていった結果、話のネタがアルバイトではなくなってしまった、というケースもあるはずです。ですが、それでも構いません。大事なのは、面接官にあなたがどのように企業に貢献できるのか知ってもらうこと。話のネタが必ずしもアルバイトである必要はありません。

ちなみに、自己分析をきちんとやっていればこのようなエピソードを書き出すのはかなり楽になります。当サイトでは楽な自己分析のやり方も紹介しているので、ぜひこちらで参考にしてみてくださいね!

ESでアルバイトの経験を書くなら、相手目線に立って考えよう

いかがだったでしょうか。ESでアルバイトの経験を書くのであれば、まずやるべきことは相手企業が求める人材像を知ること。その上で、その人材像と自分との接点を示すエピソードを考えること。そのエピソードを相手に伝わりやすいように再構成することです。

ですが、今までご紹介したテンプレ通りに書こうとしたら「なにも思い浮かばなくて書けないんだけど」という方、結構多いと思います。なぜなら就活生時代の私がこのテンプレを貰っても、みなさんと同じように苦戦するだろうと思うからです。

でも、それでいいんです。なぜなら、この質問そのものがそもそも多くの学生が苦戦するように作られているから。仮に多くの人が苦戦しないなら、企業は候補者を選別できませんからね。笑

あなたが悩みきちんと考えて書けば書くほど、あなたは他の就活生よりも確実に抜きん出た存在になれる、ということです。苦戦しながらでも書いてみることをオススメします!

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