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【人事が語る】グループディスカッションが苦手?対策はこちら。

就活初心者向け

就活のグループディスカッションが苦手…。

就活生の6割が苦手意識を持つと言われるグループディスカッション(GD)。ですが、就活では避けて通れません。

面接ならまだしも、グループディスカッションで落とされることほどもったいない!
この記事では苦手な原因から、その対策までご紹介します。

グループディスカッションが苦手な原因

ここでは、グループディスカッションが苦手な人のいくつかのパターンをご紹介します。
当てはまるものを対策しましょう。

原因1:そもそも発言できていない

最もありがちなのは、グループディスカッションで発言できていないというパターン。
あまりにも控えめだったり、そもそも議論についていけないと、発言できずに終わってしまいますよね。

発言は必ずしましょう。そもそも発言しないと、面接官はあなたを評価しようがありません。「おかしいな?」と思ったところでも、自分なりに別の案があるところでも構いません。どんな些細なことでも、自分で言うのが第一歩になります。

そして、もう一つ。
分からないまま適当に進めるよりも、分からないことは分からないと言った方が評価されます

もちろん言う時は不安になるかもしれません。
「馬鹿だと思われる」「周りからの視線に耐えられない」などなど。ですが、あなたが分からないことは、周囲の人もわかりません。面接官もわからない可能性が高いです。つまり雑な議論になっているのです。

「すみません、今の話がちょっと分からないのですが…」と言ってみましょう。
ここで一歩勇気を出せるあなたを、面接官は必ず評価してくれるはずです。

原因2:自分で話しすぎる

原因1とは全く逆のパターンで、あまりにも自分で話しすぎる人も評価されません。

話しすぎると言っても、発言量そのものは大した問題ではありません。それよりも、内容があまりにも独りよがりになっていることのほうが問題です。
独りよがりとは「自分が思っていることを周囲を見ずに全て言ってしまう」こと。周囲を見ずに喋るのは、議論ではありません。ただ、自分が気持ちよく喋っているだけです。面接官が見たいのは協調性であり、チームワークです。あなたが気持ちよく喋る姿ではありません。

自分の意見が、絶対に正解だ!と思うのをやめましょう。周囲を見て、今自分が何を言えばもっともチームに貢献できるかを考えましょう。仮に本当にあなたが答えを知っていたとしても、答えを率直に言うことは望ましくないかもしれません。繰り返しになりますが、グループディスカッションで重要なのはチームワークであり、周囲との対話なのです。

ちょっと理解が追いついていない人がいたら、優しく手を差し伸べてあげましょう。それが出来ることも含めて、面接官はあなたを評価しているのですから。

原因3:発言の中身がない

もう一つの評価されないパターンは、発言の中身が致命的にない場合です。
発言内容が的外れだったり、他人の言っていることをそのまま言い直しているだけの場合などがあります。もちろん、議論でそのような発言が全てNGなわけではありません。ただ、あまりにもオウム返しのような発言をしていると、評価されません。

どういう発言をすれば周囲に貢献出来るのか?をまず把握しましょう。
ちょっと意外な意見でも、チームの議論に貢献したりするものです。まずは疑問に思ったことを素直に、積極的に言ってみましょう。

「日本に牛丼屋はいくつあるか」というお題だとします。
そしてあなたは、何となく吉野家を思い浮かべたとします。そうしたら「牛丼屋って、吉野家みたいなやつですかね?」と言ってみるのです。
ちょっとアホらしい発言に聞こえるかもしれません。ですが、これは重要な指摘です。なぜなら、日本にある牛丼屋は吉野家のようなチェーン店だけではないからです(個人経営の牛丼屋など)。
このように、意外な発言でもチームに貢献する時は多々あります。

素直に、疑問に思ったことは口にしてみる。おかしいと思ったことは聞く。
それが、グループディスカッションの近道です。

それでもどう発言すべきかわからないこともあるでしょう。
自分がどうしても議論についていけないと思ったら、まずは議論することに慣れましょう。普段から練習をするのが一番です。友人や家族とかんたんな議論をしてみましょう。答えがないような議論であればあるほどよいです。

他の人がどのように何を言っているのかを研究してみましょう。
気になった発言や、「良いことを言うな」と思った発言はメモしましょう。そして、発言した本人にどう考えてその発言したのかを聞いてましょう。考え方もメモし、マネしましょう。
そうすることで、次第に議論に慣れていくはずです。

グループディスカッションで評価される発言のコツ

では、ここからは具体的な対策をご紹介していきます。
少しづつでもいいので、落ち着いてこれらの行動を実際にやってみてください。必ず、改善されていくはずです。

グループディスカッションが始まる前までにするべきこと

グループディスカッションが始める前にすべきことは、「雰囲気作り」です。

気まずい雰囲気を放置しているのは、危険です。
グループディスカッションでは、協調性が見られます。話しづらい雰囲気をかもし出しているだけで、「協調性がなく、議論をできる土台を作れなかった」という評価になってしまいます。

かといって、むりやり陽気な雰囲気にする必要もありません。あくまでディスカッションできればよいのです。みんなで居酒屋に行くわけではありません。ディスカッションできる話しやすさを確保できればそれでよい、と考えましょう。

会場に着いたら、雑談しつつ自己紹介しておく

おすすめの方法は、会場に着いてグループごとに着席した時点で雑談しておくこと。
会場の雰囲気がピリピリしていて、話しかけづらくても関係ありません。面接官から「静かに」と言われていないのであれば、話してよいのです。
ちなみに、筆者は雑談禁止と言われたことは一度もありません。かつて私も就活生として、大手からマイナー業界、ベンチャーまで幅広く周りました。が、グループディスカッション前にそのような指示が出た会社は一つもありませんでした。

ここでは最低限の社交性を発揮しておくべきです。
企業でも人と仲良くできるのはプラス評価です。黙っていて良いことはありません。
以下のように言ってみましょう。

「まだ時間もありますし、お互いに自己紹介しておきましょうか。
私は(☓☓大学の)○○です。よろしくお願いします。
じゃあ、時計回りにお願いします」

自己紹介しても時間が余るのであれば、お互い経験した部活やサークル活動などを聞いておきましょう。大体それで最低限、話しやすくなるはずです。
また遅れてやってくる人もいる場合は、その人にも自己紹介を促してあげましょう。

何でもよいので、最初に発言する

グループディスカッションが始まったら、なんでもよいので最初に発言しましょう。

これはもう、本当に何でも構いません。
例えば、「日本に牛丼屋はいくつあるか」というお題だったとしましょう。その時に、最初に発言すればよいのです。

(読み上げ)「日本に牛丼屋がいくつあるか、ですか?難しいですねえ」
(話を振る)「△△さん、経済学部でしたよね?どう考えます?」
(雑談風)「牛丼屋って、みなさん行きます?」

これだけです。どれを選んでも構いません。

むしろここで重要なのは、自分で意見を言わないということ。
どうせ最初の最初です。自分も含めて、即座に素晴らしい答えが頭に浮かんでいる人なんかいません。それでも、自分で話さず、他の人に意見を言わせる。

そうすると、さもチームに配慮しつつ、自分が主導権を握っているように見せかけることができます。アホらしい?ですが、出だしはそれで十分です。

ディスカッション中:問題を再定義しまくれ!

さて、議論が始まりました。

ここであなたがすべきなのは、特定の「勝ちパターン」にこだわることでしょうか?
それとも、議論の細かな部分を詰めること?
説得力のある発表内容を考えておくことでしょうか?

いいえ、違います。そういうのは得意な人に任せましょう。

あなたは「誰かの発言を分かりやすく言い換える」だけでよいのです。

それが最も労力が少なく、あなたがチームに貢献する道です。細かい計算やロジック立てなどしても、大して評価されません。それよりも、チームの方向性を動かしましょう。
言い換えることで、チームの理解が進みます。実は、それこそが一番重要です。チームの理解が進むということが、あなたのチームへの貢献なのですから。チームに貢献したことが評価されるのですから、ひたすら言い換えればよいのです。

別の切り口から評価する

言い換え術の基本は、別の切り口から語る、評価すること

例えば「無人島に一つだけ持っていくものを選ぶなら何か」というお題が出たとします。
そして、誰かがこんな発言をしたとしましょう。

「衣食住がやっぱり重要で、特に食は欠かせないと思います。食べ物がないと生きていけません。 なので、食べ物に関するものを持っていきます」

あなたは、自分が思っていたことと、その人の発言をからめて語ればよいのです。
あなたが頭の中に無人島=南の島、というイメージがあるなら、それでも構いません。

「なるほど。興味深いですね。でも、無人島にも食べれるものはあるんじゃないですか?
ヤシの実とか。だとしたら、何が重要になってくると思いますか?」

…もっとも、この例では無人島の設定が分からないので、面接官に聞くのがよいでしょう。
それでも構いません。それを通して、あなたがチームに貢献することが重要なのです。

噛み砕く

同じ発言でも噛み砕くことによって、議論が進みます。
例えばさきほどの例の発言を、噛み砕いてみましょう。

「衣食住がやっぱり重要で、特に食は欠かせないと思います。食べ物がないと生きていけません。 なので、食べ物に関するものを持っていきます」

ここで、チームメンバーで思い浮かべる食べ物は違うはずです。
食べ物といってもいろいろあります。レトルト食品のようなものを思い浮かべる人もいるでしょうし、カロリーメイトのような栄養食品を思い浮かべる人もいるでしょう。
ここで、その疑問を噛み砕きつつ言ってみましょう。

衣食住はたしかにそのとおりですね。食べ物がないと生きていけないのも、納得です。
食べ物は、どんなものを想定しているんですか?レトルト食品ですか?」

この発言で「どういう食べ物がいいのか」がチームで議論できるようになります。
こういった発言こそが、チームに対する貢献なのです。

結論から話す

そして最も重要なのは、結論から話すことです。
「無人島に一つだけ持っていくもの」というお題で、以下のような意見を言うとします。

私は…たぶん無人島には食べ物があるはずですし、それをどう取るか考えないといけないですよね。あと、火をおこしたりとかもしないといけない。そうなると、火おこし器がいるんですけど、それってナイフがあれば作れるんですよね。だとしたら、ナイフですね。

このような言い方だと、最後まで聞いてもらえません。
そもそも聞いている側は食べ物の話なのか、火おこし器の話なのか、何が言いたいんだろう?という気持ちになります。そのように混乱した後に、最後に「ナイフ」と聞かされるので、モヤモヤした感じが残ってしまいます。

では趣向を変えて、このように話してみるとどうでしょうか?

私はナイフを持っていきます。理由は、無人島には食べ物があると考えたからです。ナイフのように鋭利なものがあれば、食べ物を加工できます。それに、ナイフがあれば火おこし器が作れます。食べ物を加工でき、火おこし器もできるアイテムだからです。

実は、上下ともにそこまで論理的なコメントではありません。それでも、下の方が聞きやすいはずです。
最初に結論を言うと頭の中で混乱が生じないからです。

苦手なら、練習するしかない

さて、ここまで読んで「自分にはできない」と思ってしまった方もいるかもしれません。
しかし、大丈夫です。練習すれば出来るようになります。ほとんどのグループディスカッションでは、少しだけ練習すれば通過できるものばかりだからです。

ここでは練習するいくつかの方法をご紹介します。

社会人としての常識を手に入れる

まず、社会人としてのある程度の常識が必要なのは事実です。
例えば日本の総人口が答えられないと、グループディスカッションの一部のお題で答えづらくなってしまうでしょう(「日本の牛丼屋はいくつ?」というお題など。総人口から推定する方法があるためです)。

といっても、オタクになる必要もありません。
SPIで必要な対策と、主要新聞の一面を読むだけで十分です。不思議に思ったこと、知らなかったことは、インターネットで構わないのですぐに検索しましょう。
それだけで、かなりの常識が身につきます。

友達と対策する

グループディスカッションに必要な知識があるなら、友達とやってみるのが一番です。
大学近くでも自宅でも構いません。とにかく4−6人程度で集まって、適当なお題を選び、15分程度話し合ってみましょう。

おすすめの方法は、必ず4人以上で集まり、1人を面接官役にすること。
その一人は気になった発言をメモしておき、終わったらそれぞれ感想を言うことです。
面接官役はグループディスカッションごとにローテーションしてください。

それを何回かやると、グループディスカッションとはどういう発言が求められるのか、誰のどんな発言がチームに貢献しているのかが分かるようになります。

選考に参加する

そして、最大の対策が実際の選考に参加すること
といっても、企業の本選考である必要はないです。グループディスカッションがついた合同説明会があるので、そちらで行いましょう。

それがMeets Companyです。開催回数は日本一で、毎回グループディスカッションが行われます。お題も決して質が低いものではありません。実際の就活生が集まるイベントなので、極めて実践に近いイベントと言うことができるでしょう。

ぜひとも、申し込んで実践してみましょう!

まとめ:必ずしも主役にならなくてもよい

そして最も重要なことが、必ずしも主役になる必要はないということ。
あなたが評価されるポイントは、チームにどれだけ貢献するかです。協調性のある人であれば、一緒に働きたいと思って貰えるからです。

自分の意見ばかり言う人がまったく魅力的ではないように、目立っているからといって就活で有利なわけではありません。
主役でなくても構わないので、チームで成果を挙げるにはどうすればよいのか?を考えてみましょう。それがグループディスカッション突破の糸口になるはずです。

みなさんが、グループディスカッションを突破されることを心から祈っています!

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