就活のやり方ってなに?どうすればいいの?
インターンとかSPIとか、よくわからない単語、
あれなんなの?
大学生なら、就活で何をどうすればいいのかわからない…という人は沢山いるでしょう。そもそも就活ってどんなイベントなのか、イメージがつかないという人も沢山いるはず。
そこで、この記事では就活のやり方についてご紹介していきます。
流れがいまいちわからないという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
就活のやり方1:自己分析
まず、就活は自己分析から始まります。「自分のことはよく知ってるから大丈夫!」という人も、自己分析は必要です。
なぜならあなたが自分のことをよく知っていても、就活ではそれだけでは不足だから。自分のことを周囲の人に効率よく伝えるのが面接ですから、自己分析をおろそかにすると…自分のことが伝えきれず、あなたの良さも評価されないのです。もったいないですよね。
さらに、仕事は周囲の人たちと一緒に進めるのが普通ですから、自分が周囲からどんな人だと思われているのか把握しておかないと、働きだしてからが大変です。自己分析で自分をきちんと把握しておかないと、自分のやりたいことと周囲のソリが合わずに苦しむことになります。
自己分析の目的は「自分の良さを効率的に伝えるため」そして「自分が活躍できる場をきちんと言語化し、楽しく働くため」。具体的なやり方は、以下の記事で紹介しています!
上の記事の方法をきちんと実践するなら半日くらい。もっと本などを購入して本格的に取り組むとしても、せいぜい1-2週間もやれば十分です。なお、自己分析は就活につまづいた際に見直すポイントにもなります。きちんとメモを取るなどして、振り返りができるようにしておきましょう。
就活のやり方2:業界を知る
さて、自分が好きなことや得意なエピソードがある程度分かったら、次は業界について調べていきましょう。といっても、なんとなく選ぶのはよくありません。面接で聞かれるポイント(志望動機)になりますから、業界を選んだ理由は言語化が必要です。
そんなことを言われても、働いたことないから業界とか知らんし。
…まあ、そうなりますよね。
なので、オススメの方法としては「経験者に相談する」。つまり親だったり、社会人の先輩だったり、そういった人たちに聞いて回ることです。自分がどんな業界で、どんな仕事だったら向いているのかを、きちんと知っている人に相談しましょう。
相談できる人がいない・イメージがつかない場合は?
そんなことを言っても、全然イメージがつかない…!そもそも相談できる人が思いつかない…!という人もいるはず。そういった場合は、次のようなサービスを使ってみましょう。
OfferBox(スカウトサービス)
OfferBoxは、情報を登録するだけで企業から面接のスカウトが届くサービスです。「え、もう面接のスカウトが来るの?怖い!」と思うかもしれませんが、就活は椅子取りゲーム。つまり、早いものがちです。周囲が準備できていないうちに差をつけるきっかけになります。それでもオファーが怖いなら、来ないように設定することもできます。
また、そこまでガッツリとスカウト目当てでなくても、OfferBoxは性格診断テストの質が非常に高いという特徴があります。なので、どうすればいいのか分からない方も、診断テスト目当てにまず登録してみても間違いはありません。
HELLO, VISITS(カフェ&マッチング)
大学生が使える、就活に特化したコワーキングスペース&OBOG訪問サービスです。運営するカフェは全国13箇所に設置されており、就活に興味のある大学生なら無料で使えます。ドリンク・Wifiサービスはもちろん、企業研究本や四季報といった就活の関連本が読めるほか、不定期で業界の先輩と話せるイベントも開催しており、無料で業界のイメージをつかむことができます。
また、OBOG訪問アプリも提供しており、就職ランキングにも載るような大手企業のエース級の社員と相談することができます。
Matcher(OBOG訪問・相談)
OBOG訪問を気軽に行えるサービスです。電話やテキストだけでの相談を受け付けている人が多いのが特徴で、インターネットで知り合うことに抵抗感がある人でも使いやすいのが特徴です。女性の就活や、LGBT・障がい者就活など、マイノリティの就活事情も相談できる人がいるなど、細かな配慮が行き届いています。
また人材紹介会社による営業も禁止されているため、安心して使うことができます。どんな業界が向いているのか全くイメージがつかない人でも、まずは登録して相談してみるのがよいのではないでしょうか。
就活のやり方3:エントリーする&SPIを解く
この業界選びと同時並行で、SPIを解いていきましょう。SPIは大学のセンター入試のようなもので、その点数だけが企業に送られ、大学生がその結果を具体的に知ることはできません。人気企業は、このSPIの点数で学生の足切りを行うケースが一般的です。つまり、人気企業を目指すのであれば、SPIをきちんと対策しそれなりの点数をとっておく必要があります。
人気企業には数万人がエントリーすることもあるため、選考する学生数を絞るいわゆる「足切り」のためにSPIのテストの結果が使われることが多いです。エントリーの時点で、企業はSPIの結果と照合して「この学生は説明会に通す」「通さない」という機械的な対応をしているところもあります。そのため、エントリーまでにSPIの点数をきちんととっておく必要があります。
といっても、過度なSPIオタクになる必要はありませんし、答えをどこかで買ったりする必要もありません。全くの無対策ではダメですが、きちんとやれば2週間程度で終わらせることができる分量です。
もちろん、自信がない人は数ヶ月かけてやっても構いません。
SPIと同時並行で、エントリーを企業のエントリーを進めましょう。上記のサービスを使いながら、興味のある企業に申し込んでいきましょう!
エントリー時のESに役立つサービス
企業に学生がエントリー(選考の申し込み)をする際には、ESといって簡単に志望動機や会社に対する想いなどを学生に書かせることがあります。つまり、その企業のエントリーをする時点である程度の志望動機を作っておく必要があります。
まずはオリジナルの志望動機を作ってみてください。作り方は以下の記事で取り上げているので、このテンプレートに沿って作ればだいたい志望動機ができるはず。
その上で、企業毎に「ウケる言葉」を使うために、以下のサービスで他の人のESや内定者のESを参考にしてみましょう。
※自分で考えずにESを丸パクリするのはNGです。コピペチェックツールを使っている企業もありますし、そもそもあなたが面接で通りません。
ワンキャリア(ナビサイト)
ワンキャリアは、人気企業の多くの企業研究記事・選考対策記事に加え、多くの内定者のES・志望動機が読めるナビサイトです。上位校の学生が多く登録しているため質も高く、極めて参考になる選考対策記事もたくさんあります。
ワンキャリアで企業研究をして、志望動機を考え直してみるのもよいでしょう!
外資就活ドットコム(ナビサイト)
ワンキャリアと同じく、人気企業のES・志望動機が大量に集まっているサイトです。外資就活という名前ではありますが、国内大手企業の選考情報も多いため、名前を気にする必要はありません。本が割引になるオンライン本屋や、外資コンサルを目指す人のための就活塾なども開催しているのが、前述のワンキャリアとの大きな違いです。
主に外資系、特にコンサル関係などを目指すのであれば外せないサービスと言えるでしょう!
就活のやり方4:選考対策をする
企業のエントリーが終わり、面接の予定が決まったら、選考対策をしていきましょう。選考対策はある程度の数を踏んで、慣れていくことも重要です。就活生は、およそ毎年30社近くのエントリーをして、内定を獲得するのはわずか2社あまり。きちんと対策しても厳しい戦いになることを意識して、心して対策しましょう。
また、選考ステップ別にどういう対策をすべきかは別の記事で取り上げているので、そちらを参考にしてください。
ここで最終面接まで行き、内定まで獲得できれば、晴れて就活もおしまいです!お疲れさまでした。
…これが、大まかな就活ですべきことの流れです。だいたいでいいので、イメージを掴んでおくことが重要です。早くやれば一ヶ月から二ヶ月ほど、普通の人であれば半年ほどかかるコースになります。
心が折れそうになったり、うまくいかないのであれば、前のステップまで立ちかえって見直すことになります。辛いことも沢山あるでしょうが、ここで苦労して納得の決断を下すことがあなたの将来を左右します。ぜひ、全力で取り組んでみてください。
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