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「就活あほらしい」と思う学生を応援したい、これだけの理由

大学生
大学生

就活なんてアホらしいこと、したくねーよ!

就活生
就活生

第一志望から落ちた。
もう就活ダメだ、あほらしい…

就活について考えると、まるでアレルギーのように「あほらしい」と思ってしまう。そんなこと、ありませんか?

理由はいろいろあると思います。

たった数ヶ月の間に「人生が決まる」理不尽さや、
型にハマった嘘ばかり言って評価される面接とか、
黒髪にスーツばかり着て歩き回るマヌケな姿、
いくら企業を志望してもメール一本でカジュアルに落とされる…
などなど。

心底アホらしいですよね。今すぐ消えてなくなってほしいと思いませんか?

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「就活あほらしい」は向上心の証

まず「就活があほらしい」と思うこと自体は、おかしなことではありません。
むしろ、私は個人的にそういった人を応援したい。

「就活があほらしい」と思う人は社会の現状に大して、問題意識を持てる人だからです。向上心があり、自分に自信がある人がこういう意見を持つことが多い。なので、

凡人
凡人

とりあえず、自分が幸せな必要最低限のお給料があればいいかな

なんていう「やる気のないド凡人」が目の前に現れるとアレルギー反応が出ちゃいます。いやいや、夢はもっと大きく、楽しく!と思ってしまうのです。

あほらしいゲームなことは、学術的にも言われていること

筆者は大学時代に経済学をやっていたので、経営学のいくつかの理論も知っています。その中には、就活市場が「最初からあほらしいゲーム」であることを学術的に言っている理論があります。それが「アドバースセレクション」という問題です。

アドバース(adverse)は、「不利になる、逆の」という意味。アドバースセレクションは日本語では「逆選択」と言い、お互いに利益を取ろうとすると不利益な選択肢しか残らないことを指す経営学の用語です。つまり、自分が頑張っても互いに損しかしない市場構造のこと。

そして、このアドバース・セレクションの代表例が「就職市場」だと言われているのです。どういうことか。

アドバースセレクションの例

まず、就職市場に「あなた」がいます。ここでは「あなた」の本当の能力は、自分にしかわからないと考えます。どのような会社に行き、どのような仕事をして、どのような年収をもらうのが最適なのかは、どう努力しても他人(つまり、企業)からは分からないものだとします。

さて、困るのは企業です。どう面接をしてもその人の能力はわからない。にも関わらず、能力の低い「ハズレ」な人にばかり来られたら、その企業が持ちません。
そこで企業は「仮にハズレでも傷が浅く済むようにしたい」と考えます。年収を低くしたり、いつでもクビにできるように派遣社員に切り替えたり。とすると、そのような会社は能力のある人から見て魅力的ではないので、能力がある新卒はいつまで経っても現れません。

「あなた」と「企業」がそれぞれ、能力のあるところで活躍したいと願って努力した結果、両方とも損する選択肢しか残らない。これがアドバースセレクションです。

アホらしいなら、ゲームを弄んでやろうぜ

さて、今の就活市場はおかしいと思うあなた。
そう、おかしいんですよ。海外と比較しても、こんな新卒就活でヒーヒー言っているのは日本だけ。システム化されているので、アホでもルールに乗っかればそれなりに評価されるようになっています。就活なんて、最初から超くだらないゲームなんです。

じゃあ、そんな問題意識があるなら、あなたはどうすればいいのか?

外から「就活なんてくだらない」と文句ばかり言うのは、解決になりません。外野がワーワー騒いだところで、新卒就活市場は崩れないようになっています。先輩たちもおかしいと思いながらも、結局は何十年も続いてきたシステムだからです。

私は、答えは単純だと思っています。
一度はアホらしい就活ゲームに乗っかってやり、実績を出してから変えればいいんです。

「アホらしい」なら、内部から変えるしかない

実は、就活のような社会の巨大なシステムに対して「アホらしい」という若者の声が届き、社会が変わったことは非常に少ないです。ですが、事例がないわけではありません。

実は50年ほど前、就活のような社会の仕組みに対して「あほらしい」と言っていた若者が沢山いました。彼らは国に抗議をして、国会の前をデモしたりして、なんとか「あほらしい」社会や国の仕組みをやめさせようとしました。
ですが、失敗しました。一時的な勝利はしたものの、結局は10年程度で元通りになったのです。これまでと同じように、同じ仕組みが繰り返されるようになりました。

ところがそんな若者たちの中から、とんでもないお金を稼ぐ人たちが出てきました。彼らは何兆円というお金を稼ぐようになり、ついに国や社会から無視できない存在に。
そして、かつての若者たちはその国を代表する存在になったのです。

…これはおとぎ話ではありません。
1960年代-2010年代のアメリカで実際に起ったことです。カウンターカルチャーと反戦運動が「失敗した活動」、シリコンバレーとGoogleやApple、FacebookやAmazonが「とんでもないお金を稼いだ成功者たち」です。シリコンバレーとIT企業は、実はカウンターカルチャーという「かつて失敗した抗議活動」の超重量級の大反撃なのです。

就活をくだらないと思うなら、外から文句を言うのは解決策にはなりません。
就活社会の中で認められてから初めて「大反撃」が可能になるのです。

そのためには、まずはきちんと就活で実績を挙げましょう。
内定を沢山貰ってから抗議すると、皆も聞いてくれるはずです。

就活があほらしいなら、きちんと向き合ってから

アホらしいと思うなら、ただ文句を言うだけのダサいポジションを取るのをやめませんか。それよりも、きちんと就活に向き合って実績を出してから抗議しましょう。そっちのほうが、いろんな人が話を聞いてくれますよ。

問題に向き合うのは、それからでも遅くありません。

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筆者も就活を心底アホらしいと思っており、就活生時代は嫌悪していました。
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