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ESや就活で悩んだときに書ける長所・強み28選【解説つき】

就活初心者向け

ESを書いているときに、「あなたの強みは?」と言われて詰まる。何を書いていいのか分からない。面倒になって、何時間も放置したり、結局面倒になって後日に後回しになってしまった…。

そんなこと、ありませんか?
私はよくやってました笑

ですが、大丈夫です。元就活生で人事を経験した私が「悩んだときに書ける長所」をまとめました。参考になれば幸いです。

就活の強み:他人と関わる力

親しみやすさ

すぐに出会った人と仲良くなる力、もしくは打ち解けて相手の懐を聞き出す力です。実際のビジネスの現場では、殆どが営業職、特に個人営業や法人営業でも少額の取引の営業の担当者などに求められることが良いです。また接客業でもお客様と話す時間が長い職業には、とても重要なスキルになることが多いです。

お話するのが好きな人、他人の話を聞くのが好きな人などは、この親しみやすさがある人が多いですね。

気配り・ホスピタリティ

相手の求めることをちょっとしたきっかけから見抜き、それを予め考え行動できる人です。相手の行動に対して、「実はこんなことを思ってるんじゃないかな?」ということを考えるのが得意な人が、このようなグループに入ります。

実際のビジネスでは、もちろん飲食やホテル業、観光業はもちろん、個人との付き合いが多い営業担当などでも必要なことが多い能力です。

素直さ

相手の指摘のことをきちんと受け止め、行動を変えることができる人です。「極端だ」と言われたり「単純だ」と言われて落ち込むこともありますが、その一方でその指摘を乗り越えることもできるため、成長が最も早い人達でもあります。

素直さは、どんなビジネスでも重要な素質です。いま、あなたが「自分は一生働かずに過ごしたい」と本気で考えていて、それに対して「ふーん。つまんないね」と言われて「何だコノヤロー、めっちゃ働いたるわ!」と決心して行動できるような人。それが素直な人です。

誠実さ

誰に対しても分け隔てなく接し、嘘を嫌う人のことです。良くも悪くも落ち着いており、人によって態度を変えたりすることはほとんどありません。もちろん、どんな人であれ誠実さは就活生ならば求められるのですが、「誠実さ」が強みの人は嘘を嫌うため、誰かを特別扱いすることもほとんどなく、そのために常に落ち着いているように見えることがあります。

誰に対しても態度を変えたりせず、秘密を話すことをしない誠実さは、金融や航空業界・法律事務所といった「口が堅い」ことがある程度求められる職種において評価される傾向があるようです。

真面目さ

どんなときも決して諦めることなく、一つのことにこだわれる態度を持つ人です。どんな他人と関わるときも態度を変えたりすることはほとんどなく、一つの目標に向かってできることを考え続けます。

資格が多く求められる職業や、社会インフラを支える会社では評価されます。ガスや鉄道、ゼネコンなどでもある種の真面目さが求められます。

約束を守る

言うだけでなく、長い時間をかけて言ったことを徐々に現実に変えていく人のことです。約束を守る人は、正しい選択肢を選ぶというよりも、選んだ選択肢を正しくする努力が重要なことを知っています。そのため粘りづよく、普通の人なら飽きたり忘れてしまうような長い期間であっても、同じ課題に計画的に取り組むことができます。

約束を守ることは、どんなビジネスであれ非常に重要です。これをアピールしたいのであれば、普通の人よりもずっとひたむきに努力を重ねられることをきちんと伝えるとよいでしょう。

協調性・チームワーク

一人でずっと課題に対して努力するよりも、複数人を動かして目標を達成する方がワクワクする人です。協調性がある人は、周囲に求められることをこなしつつ、自分でチームにとって必要だと思うことを先回りしてやることができます。そのため、決して周囲に流される一方ではなく、チームをときに牽引することもあるのです。

チームワークは業界に関わらず評価される、ビジネスの基本的な要素のうちの一つ。特に利害関係者が多く、一つの顧客と長期間の関係性を築く建設や商社、製造業などにおいては非常に重視される傾向があります。

指導・育成力

指導・育成力とは、周囲の人の欠点にいち早く気づき、それをきちんと伝えることができ、さらにチームで望ましい結果を迎えることができる人です。ただ欠点に気づくだけではなく、それを使ってチームの結果を改善することに意味があります。

新卒の学生にはあまり期待されていない能力ではありますが、企業が求める重要な要素であることは変わりません。指導力を発揮した例は、チームワークの一部とも言いかえることもできるはず。たくみにアピールして就活を望ましい結果で終えましょう。

巻き込み力

巻き込み力は、周囲のバラバラな方向性を揃え、一つの大きな目標に向かって達成しようとするチームを作れる人のこと。もともとは全く関係なかった人やグループを必要に応じてまとめ、目標に向かって走らせることができる人です。

巻き込み力は、手段を主体的に選んで目標に近づく力です。新規事業や、成長が著しい業種で評価されるほか、商社などでも活躍することが多い能力です。

わかりやすく伝える

普通の人がわからないことをいち早く察知して、それを分かるように伝え、そして望ましい結果を得ることが得意な人です。単に伝えることだけが得意なわけではなく、伝えたい内容を人によって取捨選択できることをアピールするとよいでしょう。

実は営業職でかなり評価される能力なほか、教育や人材など、立場によって知識やノウハウが偏っている業種で活躍します。

就活の強み:自分に関する力

粘り強さ・忍耐力・継続力

ここでいう粘り強さや忍耐力とは、ひたむきに求められることをやる力です。求められることは、自分で決めたことでも、他人が決めたことでも構いません。とにかく、一つのことを周囲の人と比較しても、休みの日でも考え続けてしまうような人であり、周囲が遊んでいるからと言って自分も遊ぼうとは思わないような人のことです。

粘り強さは、それがなぜ自分の強みだと言えるのか、具体的なエピソードと共に語る必要があります。具体的な数字を出すとさらに説得力が増しますよ。
どんな職種でも、非常に好まれる言葉の一つです。

実行力

他の人であれば実行する前に混乱したり、他のことを過剰に考えて詰まったりするような状況を、決断力と整理力で乗り切ってしまうような人のことを指します。実行力のある人とは、どんな状況も乗り切ることができると信じている人でもあります。

実行力をアピールするのであれば、かつてのチームワークでの成功体験を語るとよいでしょう。高校の時の部活や、大学での難しいサークルにおける交渉などをネタに語るのです。実行力は特にベンチャーや事業を多く立ち上げている人材界隈などで好まれます。

活動意欲

新しいことを考え、もっと面白いことを常にやれないかを探している人のことです。悪く言うなら飽きっぽく、自分で面白いと思ったことでないときちんと向き合う気持ちになれないこともあります。ただ、自分なりに興味を持ったことはとことん向き合い、誰よりも早く正面から取り組みます。

活動意欲がある人は、広告代理店や新規事業など、「決して同じ仕事がない」業種における企画職で価値を発揮することが多いです。

集中力

一つのことに取組み、それ以外のことを排除してでも取り組み続けられる人です。ある意味偏っており、それ以外のことがおろそかになっても物事に取り組みます。欠点が多いことを認めつつも、集中力がある人は物事に向き合うことをやめません。

集中力をアピールする場合でも「何週間に何時間ほど使った」というような、具体的な数字を使ってアピールすることをオススメします。集中力が評価されるのは、研究職やエンジニアなどが多いです。

ストレスに耐える・タフさ

普通の人であれば音を上げて逃げ出してしまうような環境でも、楽しさを見出して自分なりに立ち向かうことが出来る人です。過酷な練習に耐えたり、単純だと思えることの繰り返しでもずっとやり続けられるのは、成果がそんなに簡単に出るものではないことを経験的に知っているからでもあります。

タフさやストレス耐性は、営業が強い会社で非常に好まれます。人材や不動産はその典型です。

自分で考え実行する

自分で考えて実行できる人は、自分で「次に何をすればいいですか」などと聞きにいったりすることはありません。自分でやってみて、間違っていたら修正することを恐れず、むしろそれを楽しいと思っていることすらあります。

自分で実行できる人はどの業種でも好まれますが、特に営業職では歓迎される素質の一つです。自分で実行できることは、試行錯誤が得意な人ということでもあるからです。

チャレンジ精神

自ら高い目標を掲げ、それに対してきちんと飽きることなく行動できる人です。突拍子もない目標では飽きてしまい、かと言って低すぎる目標では面白くないことを経験的に知っているからこそ、高い目標でもって自分やチームを「面白く」できることを信じているのです。

チャレンジ精神は、それを実際に打ち立てて現実のものとした経験と一緒に語りましょう。市場規模が伸びている業種や、新興業種で評価されやすい強みです。

改善・成長・達成意欲

与えられた環境だけでは満足せず、自分でモデルとなるような人を探し出し、そこに近づくための努力をひとりでにやってしまう。成長意欲が高い人の特徴は、自分を奮い起こすのがうまいのです。決して何もせずにのんびりしていることに耐えられず、自分でロールモデルを見つけては戦闘を開始してしまう戦士なのです。

自分なりに高い成長を成し遂げたいのであれば、ITや人材・金融といった無形商材を扱う産業の方がおすすめです。

前向き志向

前向き志向な人とは、どんな絶望的に見える時でも自分ができることを見つけ出し、それをもって毎日ステップアップできる人です。たまに前向きになるのではなく、落ち込んだときも前を見ることを忘れず、今できることを模索して実行します。一緒にいる人も巻き込むことも得意です。

前向き思考は非常に重要な要素ですが、市場の変化が激しい業種では特に歓迎される傾向があるようです。

探究心

普通の人なら気にならないようなところにも興味を持ち、仮説を見つけ出すと、それが正しいのか気になって仕方がない。それが「探究心のある人」です。ささいなことに気がつくと、そこから思いつかないような仮説を立てて、なんとしてでも検証しようとします。

探究心で重要なのは、決して一過性ではなく継続的な興味であること。そのため、探究心を持ち行動することは粘り強さと表裏一体でもあります。研究職がイメージされる言葉ですが、意外にも歴史が若い市場でちょっとした変化から大きなビジネスチャンスを見つけ出すのも探究心の強い人だと言われています。

課題に対する力

論理的思考力・分析力

「難しい問題だ」と言われて突き放されると、俄然やる気が出て立ち向かいたくなる。それが「論理的思考力や分析力がある」人の日常ではないでしょうか。このタイプの人は、問題を整理して分解し、考えられる形で一つ一つ解決していくことが好きなのです。

論理的思考力をアピールするなら「問題→課題設定→仮説→結果」というフレームワークで語ることは必須です。また、一つの数字から複数の見方でもって他の人が思いつかないような特徴をいくつも言うことができるため、コンサル業界のほか、マーケティング職などでも活躍します。

本質を突き止める力

「そもそもこれ、何のため?」という質問が好きな人であり、違うように見える問題を一つにまとめたり、似たような問題を別の問題に分離するのが得意な人のことです。質問が好きで、複雑にからみあった状況でも見事に整理して論点を述べることができます。

こういった力が必要になるのは専門家だけだと思われがちですが、できる営業マンが行っているのは「顧客の問題を掴むこと」でもあるため、実は本質を突き止めるのが好きな人は営業もできるのです。

企画力・想像力

全く関係のなさそうな物事をいくつも同時に並べて、面白く考えることができる。関係性をあぶり出して、面白い物語に変えてしまう。それが、企画力のある人です。また想像力のある人は「そこにないもの」を考えて、現実を変えていくことが大好きです。

クリエイターやディレクターといった人に多いのが現実ですが、事業開発をする人にも求められる能力でもあり、ベンチャー企業にもこういった人が多いです。

計画力

目的から逆算して目標を決め、その目標からさらに日々の行動を決めることができる力です。とんでもない目的であっても、計画力のある人がいると簡単に日々の行動にまで落とし込んでしまうため、とても簡単なことのように思えてきてしまいます。

計画力があるのは、営業では非常に重要な力です。本当に出来る営業マンというのは、営業が仮説検証の場であり、計画立ててアプローチしていく科学的なプロセスであることを実は知っています。そのため、営業職には歓迎される素質です。

提案力

突拍子もないところから「これは本当にできそうだね」と思わせるような、そんなプランを実際に考えてしまう人。それをきちんと発表して伝えることが出来る人が「提案力のある人」です。

ただ、実際のビジネスでは提案力だけがあっても勝てるわけではありません。確かに提案力は重要な要素ではありますが、それが否定されることが非常に多いことも覚えておきましょう!

広い視野で捉える力

広い視野で捉えることができる力とは、視線を何重にも上げて「この先どうなるんだろう」「一つだけ残すとしたら、何が1番重要なんだろう」と常に考えている人のことです。ビジョナリーな人であり、周囲の人からは「話がよくわからない」と言われてしまうことも。ただ、それだけではない魅力を持っているのも事実です。

広い視野で捉える力は、コンサルティング業界や人材研修業、教育といった業界では非常に重要になってくる能力の一つです!

スピード

普通の人のスピード感が2-3倍なら、スピード感のある人のスピードとは10倍くらい。それくらい時間の節約にこだわっているのがスピードを強みとする人です。いつも効率的に手抜きをする方法を模索しており、逆に手が抜けるのであれば仕事を選ばないことすらあります。

こういった「ズルをしても認められる」スピード感が必要になるのはIT系のエンジニアです。ある意味、手を抜いてでも機能するものができればそれで良いという世界でもあり、スピード感に自信がある人はぜひとも挑んでみてはいかがでしょうか。

文章力

文章力がある人は、普通の人であれば書かない、もしくは読み飛ばしてしまうような箇所でも気になって「もっと良い表現があるのでは?」と悩んでしまう人です。また、自分が書いた文章が人に読まれることを実はひそかに喜んでいたりもします。

文章力がある人は、クリエイター職で好まれます…が、なれるのは一握り。広報職やマーケティングという職業で文章力を有効活用できる業種もあるので、幅広く業種を見てみることをおすすめします!

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