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「就活どうしよう」の唯一の解決策。5年悩んだ僕が見つけたこと

就活どうしよう

初めてそんな疑問が頭によぎったのが、大学三年生になる直前の話。それまでは遠い将来の話でしかなかった「就活」の二文字が、急に現実的な自分の問題として降り掛かってきたのです。

それから、私の頭には5年近くその疑問が何度も出てきました。

就活をいつから始めればいいのか、全く分からなかった大学三年生の春。
第一志望に落とされた大学四年生の冬。
内定を貰えても安心しなかった大学五年生の夏。
新卒で入社した会社を辞めた社会人一年目の冬。
個人事業主として苦しんだ、会社を辞めてから一年後の春。

就活から逃げ、ときどき向き合い、また逃げて、最終的に仕事を面白いと思えるようになったお話をします。就活のみなさんが得るものがあれば幸いです。

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就活どうしよう=「漠然とした不安」時代

この「就活どうしよう」には、いくつか時期がありました。
まず最初に来たのは漠然とした不安の時代です。最初に就活という二文字が頭によぎった、大学二年生の終わり頃から始まりました。

就活のゴールもスケジュールもわからない

就活と言っても、まずゴールがわかりません。
ゴールは「知名度が高い会社に入ること」なのか「自分が好きなことができる会社に入る」なのか「市場価値を高められること」なのか。いろんな人に話を聞いても、それぞれみんなバラバラのことを言います。結局、私は納得する答えを誰からも聞くことができませんでした。

さらに、スケジュールもよくわからない。業界によっては大学三年生の夏に内定を出すところもあります。いま大学二年生だから、あと数ヶ月で内定を貰えるのか?というと、まったくイメージが湧きませんでした。

最も低次元の解決策・就活を延期してみた

結局、私は最もレベルが低い解決策を取ることにしました。就活を一年延期することにしたのです。
具体的には、アメリカに留学に行くことにしました。何より大学生活はサークルを立ち上げに関わって、友だちも多く、毎日が楽しかった。それを伸ばしても、別にいいじゃないか。そう思って、アメリカに逃げ出しました。

…ただ、結局延期したからといって解決はしませんでした。
留学先のアメリカ・カリフォルニアから日本に戻ってくると、結局就活に向き合わなくてはいけない現実は、全く変わっていませんでした。当たり前ですよね。

就活どうしよう=「これでいいのか&もうやめたい」時代

この次にやってきたのが、就活どうしよう=「これでいいのか&もうやめたい」時代です。

「就活、どうしよう。これでいいのか?」

結局、太平洋を渡っても「就活」の二文字がついてまわることは分かったので、仕方なく就活をすることにしました。といっても、ゴールやスケジュールがよくわからない状態であることは変わらず、何となく走り出してみた、という状況です。

いくつかの業界を見てまわり、合同説明会や企業説明会にも行き、OBOG訪問などもやりました。エージェントも使ってみました。
スケジュールについては、なんとなく分かってきました。そして企業研究などもこなして、業界についてもなんとなく分かる状態まで持っていきました。

しかし、どうしても違和感はありました。例えば上場企業を見てみると、みんな素晴らしい会社に見えます。お給料も知名度も、福利厚生もすばらしく、働きがいもある。それでも「自分がこれをやる意味」がどうしても分からない。

なぜ、自分がこの企業で働きたいと思うのか?という答えが、まったく思い浮かびませんでした。面接官もそれを見抜いていたのでしょう。役員面接まで行って落とされる、ということを何度も経験しました。

もちろん、第一志望として受けていた企業からも沢山落とされました。一応(心からではないにせよ)働きたいと思っていた企業ですし、それなりに時間をかけて対策していたのも事実です。第一志望から落とされるたびに、精神的にはダメージを受け、時間も刻一刻と過ぎていきました。

この時点で、大学四年生(正確には1年留学していたので大学五年生)の春になっていました。そうなると、次の悩みが出てきます。

「就活、どうしよう。もうやめたい」時代

就活どうしよう=「もうやめたい時代」の幕開けです。
周囲がどんどん内定を得て、名だたる大企業への就職を決めるなか、自分だけ取り残されるのです。そりゃあもう、疲れます。大学のキャンパスからリクルートスーツが消えていき「通常モード」に戻っていくなか、自分だけは相変わらず硬い革靴を履き、暑くなってきた日差しにスーツ姿に耐え、カバンにネクタイを忍ばせているのですから。

そんな6月の終わり頃、某大企業から内定を一つ頂けました。都内の観光名所にもなっている○○ヒルズの3X階の美しい会議室で、内定通知書を頂きました。
このときほど「就活どうしよう。もうやめたい」と思ったことはありませんでした。お給料も知名度も高い企業です。内定を頂き、心底「こんな就活なんか終わらせてやるよ」と思ったものです。

しかし、よくよく考えてみるとやはり違和感がありました。自分の性格からして、どうもその職場で活躍できているイメージがつかなかったのです。そして、父から言われた「本当に嫌な仕事をやれと言われて、そこでやり続けられる自信があるの?YESとすぐに言えないなら、そこはやめておけ」という言葉。

結局、誘惑を振り切ってそこはお断りしました。この決断は今でも正しかったと思っています。

その後8月くらいになって、ようやくこの質問に答えられそうな企業をエージェントから紹介してもらいました。お給料も悪くない。結局そこで内定を承諾し、就活を終わらせました。

…そう、終わらせたつもりだったんです。

就活どうしよう=「就活に失敗した」時代

新卒で入社した企業は、そこそこ楽しかったのは事実です。
人間関係でトラブルになることもなく、仕事内容もそれなりにあり、やる気もありました。上司も尊敬できました。

ただ、限界も見えてきました。
私が入社した時は、会社として様々な問題を抱えている時期でした。経営方針が分裂状態になり、ナンバー2だった取締役が辞め、それについてきた幹部社員も次から次へと辞職。30%以上の社員が辞職し、尊敬できていた上司も辞め、私もその影響でわずか新卒3ヶ月目で別部署へ異動。その半年後には、事実上会社が2つに分裂するという、とんでもない状況に陥ったのです。
あまりにもコロコロ変わる状況に、私はこんなことを考えるようになりました。

就活どうしよう。失敗したんじゃないの、これ。もう一回やろうかな

厳しいですが、既卒でも新卒として入社できる場合があります。

結局、私は自分で稼ぐことに決めました。個人事業主として独立することになり、新卒入社から1年あまりで会社を辞めることに。

そして、個人事業主として生計を立てる…わけですが、これはやはりキツい。稼げても安定しないですし、不況の時に一番煽りを食らうのも個人事業主です。
いろんな仕事をして、楽しいことも辛いことも沢山ありました。そして、辛い時になると、必ず「就活、失敗したなあ。もう一度やろうかな」と思うわけです。

…ただ、この時点で社会人になってから二年あまりが経過していました。
その中で、いくつか気づきがあったのです。

就活どうしよう、が役に立ったことは一度もない

ここまでの流れをまとめると「就活どうしよう」には何種類かありました。

「どうしよう」の種類時期解決策結果
漠然とした不安大学2年冬-留学で延期解決せず
これでいいのか?大学4年-深く考えず動く落ちまくる
もうやめたい大学5年-とりあえず内定承諾1年で会社を辞める
失敗したのでは?社会人2年-就活やり直す(実行せず)

これに共通するのは「全て解決策が結果的に失敗している」ということ。
つまり、解決策になってないんですね(最後の「失敗したのでは?」を除く。実行していないため)。そう、実は「どうしよう」などという不安から出てきた安易な解決策が、役に立ったことは一度もないのです。

私も懲りずに3回も失敗しているのですが、さすがに4回目で学習しました。
そして「安易な解決策に飛びつくのではなく、与えられた選択肢の中で全力を尽くす」に方針を転換しました。

実は、このサイトもそうなのです。弊サイトは巨大なバックグラウンドがあって運営されているわけではありません。まだまだ規模も小さく、大手企業が運営するようなサイトには、到底かないません。それでも、出来ることからやっていく。
そうすると、不思議なことに結果は後から付いてくるのです。最初に疑問だったとしても、必死にやりながら改善していくと、意外と突き抜けられたりする。そういった経験も、やりながらわかったことです。

結果として、今のところ個人事業主としては失敗していません。
失敗から抜け出す唯一の方法が「諦めずに、やれることをやる」だったのです。

就活の次にある世界:価値をつけて送り出す

そして、就活には次の世界があることも皆さんにはお伝えしておきます。それは「付加価値をつけて送り出す」世界。

実は、就活生には「価値をつける」ことは求められていません。
それよりも「物事を必死でやって、学習してほしい」のが企業の本音です。即戦力採用なんて、ブラック企業が新卒をこき使いたい時に使う言葉です。そんな企業にみなさんが入ってはいけません。

「価値をつけて送り出す」世界には「物事を必死でやって、学習する」世界を通らないと到達できないのです。野球の練習をせずに野球選手になるのはありえませんし、ゲームのラスボスを倒すには、まずレベル上げをしなくてはいけないですよね。

それと同じです。好きな仕事で価値をつけて売り出すには、必死で仕事をやらないと、好きなことすらできません。

結局好きな仕事をするのなら、繋がりそうなことをやろう。必死で。

とはいっても、筆者は「新卒は下積み、なんでも必死にやれ」というオヤジ臭いことを言いたいわけではありません。むしろ正反対です。

新卒は自分が楽しめ「そうな」仕事を必死にやろう、ダメならさっさと辞めろ

です。結局、みなさんは将来好きな仕事が何でもできるんです。それに近づけそうな仕事を必死にこなすことが、最大の近道でもあります。
逆に、自分がちっとも楽しいとは思わないことにしがみつくのはやめましょう。安易に「安定」とか、やめたほうがいいですよ。安定すると、99%の人間は日常がつまらないと思うようになるだけですから。

例えば、海外で活躍したいと思っているなら商社はいいでしょう。商社の新卒であればいきなり電話番をやらされるでしょうが、電話番でもきちんとやれば、いつか海外勤務の話が回ってくるはずです。逆に、電話番すらろくに出来ない人には、絶対に海外勤務の話は回ってきません。

逆にいくら電話番をしても一生ただの電話番で終わるなら、やめましょう。素直に海外勤務ができる職業を探した方がよいです。その前に「必死に社内でアピールする」などのできるだけの努力はしておくべきですが。

就活どうしよう=今からやれることを、必死でやろう

今からやれることを、必死にやる。
安易に解決策にしがみつかないこと。安易な解決策はほぼ間違いなく失敗への道です。本気で考えて、行動しましょう。

決して諦めない限り、自分の好きな仕事ができるようになりますよ。それにつながるような就活をやりましょう。

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