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内定を複数もらった時、決断する時に「絶対に必要なこと」とは

就活苦労人向け

就職活動や転職活動で、内定を複数社から頂いたという人も多いはずです。
新卒採用では、内定は平均2.0社から頂いているというデータもあります。
ですが、入れる会社は一つ。身体は一つしかないからです。つまり決断をくださなくてはなりません。

内定を一つに絞るにあたり、絶対に必要なことと。それは納得感です。
そんなの当たり前やんけ!と思うかもしれませんが、実は意外と出来ていない人が多いんです。実は未練タラタラというやつです。
かつての私もそうでした。「納得しているようで、実は納得していない」という決断を下してしまっていたんですね。

では、それを防ぐためにはどうすればいいのか。ご紹介します。

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複数の内定から絞る時に必要な「納得感」とは

さて、あなたは長くても一週間で「納得感」をもって決断をくださなくてはいけません。

ここでいう納得感とは「嫌なことをやれと言われても、辞めない魅力がそこにあるか」です。
嫌なことは、どんな仕事でも、どんなに素晴らしい企業でも存在します(程度の差はもちろんあります)。そんな時に、辞めずに会社に行こうと思えるか。

とても難しいことのように思えるかもしれません。ですが、恋愛のようなものです。
相手にちょっとした欠点があっても、それを可愛いと思えるか。完全無欠な恋愛相手が存在しないように、完全無欠な企業など存在しないのです。

それを考えるには、下の質問に答えてみましょう。

Q.「自分が幸せな状態」をその会社で実現できそうか?

あなたが嬉しかった瞬間を振り返って考えてみましょう。
学生時代でも、それより前でも構いません。あなたが自信を持って働けたり、チームの一員として嬉しかった瞬間を考えてみましょう。その時に、自分はどんな立場でしたか?

例えば、あなたが楽しかったのが学生時代の文化祭だとしましょう。その楽しかった文化祭で、あなたはどの立ち位置にいたでしょうか?

  • 出し物チームのリーダーをしていた
  • 売上を立てる戦略を考える参謀役だった
  • 足りないものを先回りして買ってくる、縁の下の力持ちだった
  • 実際に出し物を店頭で販売するのが面白かった

などなど。
チームリーダーが楽しかったら経営者向きかもしれませんし、参謀役が楽しかったのなら経営企画などが向いているかもしれません。縁の下の力持ちなら、総務のような仕事が向いているでしょう。店頭の販売が楽しいなら、生粋の営業マンと言えるかもしれませんね。

そして、あなたが楽しい瞬間がその企業が実現できそうかを考えます。実現できそうだと思ったのなら、その企業を選びましょう。
イメージできないなら、企業に「○○が気になるのですが、貴社の社員と実際にお話する機会を頂けませんでしょうか」とメールをしてみるのも手です。基本的に、このようなオファーは企業はきちんと対応してくれます。

ある程度考えて、答えに詰まるなら決断する

以上の質問をきちんと考え、ある程度行動したとしても、答えに詰まる瞬間があるはずです。
そのような瞬間が来たら、スパッと決断するときです。

未来のことなのですから、100%わかるという瞬間はありえないのです。
答えに詰まるまで考えたのが、この質問の到達点であり、ベストです。

いったん答えに詰まるのなら、そこで決断しましょう。
例え間違ったとしても、それはベストを尽くしたのですから、後悔することではありません。その間違いを修正するために次にどうすれば良いのかを考えましょう。

マナー:内定連絡は3日以内、伸びても一週間

さて、決断するまでにどのくらいの時間があるものなのでしょうか?
普通は3日、伸ばしてもらっても1週間です。

内定の連絡は3日以内に済ませる必要があります。これが基本的なマナーと言われているからです。
ただし、連絡すれば期限を伸ばすことはもちろん可能です。それでも1週間が限度です。それ以上伸ばしてくれ、となると企業側も難色を示すはずです。そのような場合は、内定承諾書に記入するのも手になります。

内定承諾書そのものに法的な根拠はありません。なので、その後に撤回したからと言って法的な責任が問われることはありません。

迷っているのなら、まずは内定承諾の延期をお願いしてみるのが一番でしょう。

内定承諾の延期のお願いの例

基本的には、入社の意志があるように書くとグッドです。
「内定を迷っている」と書くと、相手も焦っていろいろと提案してくるものです。というのも、内定というのは、好きな人への告白と一緒。振られそうになったら、いろいろと企業側も焦ります。

なので、基本的には前向きに検討している、という文面をメールで送ります。
また具体的なこちらの都合も、教える必要はありません。「とにかく承諾期限を延期させてほしい」というのが要件であって、それ以上の情報はいらないからです。

お世話になっております。
内定通知を頂戴した○○大学の☓☓☓☓です。

内定承諾のお返事についてですが、△△日までお待ち頂けませんでしょうか。
貴社には大きな魅力を感じておりますが、失礼のないよう、
悔いのない覚悟を決めたいと感じております。
そのために、少しばかりお時間を頂きたいと考えております。

こちらの都合で大変申し訳ございませんが、
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

  • 延期の期限は一週間が限度
  • 最悪、内定取り消しも覚悟すること

上記の2点を抑えていれば、ほぼ間違いはありません。

内定を辞退する場合の文例

内定を辞退する場合の文例はこちら。
こちらも、できることなら3日以内に決断しましょう。よく電話すべき、と書かれていますが、電話でもメールでも構いません。

お世話になっております。
内定通知を頂戴した○○大学の☓☓☓☓です。

今回頂きました内定ですが、辞退させて頂きたく存じます。
貴社に大きな魅力を感じておりましたが、個人的な都合により、
入社が難しい状態になってしまったためです。

大変申し訳ございませんが、
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。

  • 失礼のない文面であれば十分
  • 「個人的な都合」だけでOK

「個人的な都合」以上に何か具体的に書く必要はありません。
情報を与えると、相手がそれをきっかけに引き止めてくるからです。あなたは決断したのですから、それを覆すような可能性のある言葉は書くべきではありません。ましてや「待遇が良さそうだった」などと書くのはマナー違反です。

決断をするなら「この会社で強みが発揮できる?」かを考える

内定を選べるなら「この会社で自分の強みは発揮できそうか」を考えましょう。
その質問に答えることで、会社で辞めないだけの納得感を得ることができるはずです。

あなたが納得の内定を得られることを祈っています!

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