この記事でわかること
- アカリクは他のエージェントとどう違う?
- 実際に使った人の口コミは良い?悪い?
- 実際に申し込むとどうなるの?
株式会社アカリクが運営する新卒紹介サービス、アカリク。
実際、どんなサービスなのか気になりますよね?個人情報を渡すわけですし…。
今回はそんなアカリクの口コミ・評判について、ご紹介していきます。
結論は以下の通りです。
- 基本的に就活生からは信頼されているサービス
- 電話しつこい/連絡が途切れたという人も
- 院卒を大切にしてくれるエージェント
どういうこと?本当に大丈夫?という方のために、詳しくご紹介します!
そもそもナビサイトって?
そもそもナビサイトってなに?
いろんな企業の説明会や、募集要項の情報をまとめて紹介しているサイトのことだね!
ナビサイトとは、多くの企業の募集要項や説明会情報をまとめて紹介しているサイトのことです。就活生のために求人情報を沢山集めているサイト、という理解でほぼ間違いありません。
かつてインターネットがあまり普及していなかった頃(2000年くらいまで)は、大学の就職相談室に就活生が行き、企業が提供する求人票に目を通していました。当時は全て紙だったので、募集要項も企業情報もプリントです。就活生はそれを一枚一枚めくって延々と読むのが「就活」でした。
これは時間もかかりますし、企業同士で比較も(あまり)できません。
何より就活生も企業も面倒です。
そこで、様々な企業の求人情報をまとめて、エントリーまで出来るようにしたサイトがインターネット上に登場しました。これがいわゆる「ナビサイト」です。
そもそもエージェントってなに?
エージェントってなに?大丈夫なの?
内定までいろんなサポートをしてくれるプロだよ!
企業を紹介してくれて、利用料はタダ!
エージェントは「就活生に企業を紹介してくれるプロ」です。
学生は「全てタダ」で使えます。エージェントは、あなたが内定を承諾することで企業から報酬を得ています。あなたが内定を承諾しないと、エージェントも儲かりません。
つまりエージェントは、あなたの内定承諾まで徹底サポートしてくれる存在なのです!
多くのエージェントで得られるサポート
- 自己分析のお手伝い
- 履歴書やエントリーシート(ES)添削
- あなたにぴったりな企業の推薦
- 面接の対策
- 就活の愚痴を聞いてくれる
アカリクってどんなサービス?
では、簡単にアカリクについてご紹介していきます。
アカリクは、株式会社アカリクが運営する大学院生・研究者向けのナビサイト・職業紹介サービスです。
アカリクの特徴
名前 | アカリクWEB |
案件数 | 約90件(検索できる公開求人数) その他非公開求人あり |
関連サービス | アカリク就職エージェント(人材紹介) アカリク転職エージェント(転職エージェント) アカリクイベント(就職イベント・セミナー) |
専門性のある大学院生が使える就職サービスって感じだね
アカリクの特徴は、なんといっても理系・文系問わず大学院生・ポスドクが使える就職サービスであること。専門性があるのに、まったく評価されずに「普通の新卒と同じ扱いにされてしまう」「修士というだけで企業から扱いづらいと思われてしまう」「そもそもキャリアが不明で蒸発した先輩もいる」…そんな悩みを抱えている院生のために、専門性をきちんと評価してくれる企業を発見・紹介できるサービスになっています。
主なサービスは普通のナビサイトのように使える「アカリクWEB」に加えて、就職エージェント、イベントが使えます。
株式会社アカリクってどんな会社?怪しくない?
運営元も怪しくないの?ということで、簡単に調べてみました。
運営会社名 | 株式会社アカリク |
設立 | 2006年11月 |
事業内容 | 採用・キャリア支援事業 学生スタートアップ支援事業 研究・教育支援事業 |
ホームページ | https://acaric.co.jp/ |
住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階 |
職業紹介事業許可番号 | 13-ユ-304697 |
株式会社アカリクは2006年11月に設立された『高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指』す企業です。
学術的な研究の支援も行っており、例えばLaTeX構文をブラウザだけでエンコードし表示・ダウンロードできるオンラインサービス「Cloud LaTeX」の運営も行っています。こちらのサービスはLaTeX文書を環境に関係なく書き、保存することができるので、普通に活用しているという方も多いのではないでしょうか。
アカリク利用者の口コミ・評価
それではお待ちかね。
実際にアカリクを利用してみた就活生の口コミをご紹介していきます。
アカリクの肯定的な評価
アカリクの評判の良かったところ(抜粋)
担当者に自分の研究分野に詳しい人がいた!
イベントの質は高い。
アカリクは信用できると思ってる
まずは、肯定的な評価からご紹介していきます。
担当者に自分の研究分野に詳しい人がいた
アカリク、登録だけしたけど「あなたの分野だと○○教授とか××教授とか有名ですよね」って電話面談の時に話振られたりしてビックリした思い出
— notebook (@notebook383) May 11, 2019
社員の4割が博士or満期退学者らしい
— トップをneuらえ! (@cure_neucx) January 30, 2017
アカリクを超える企業はあるのか pic.twitter.com/YFq6tg8jvn
自分の研究環境や分野に詳しい人がアカリク内にいるという口コミが多数ありました。というのも、株式会社アカリクにはなんと3割の社員が院卒・博士課程満期退学者とのこと。上記のリンクでも触れられていますが、日本企業の院卒は3%程度が普通であることを考えると、驚異的な比率と言えますね。
アカリクでは院卒を大量に雇用しているため、自分の専攻・専門と同じ人が社員として在籍していても全く不思議ではありません。ということは、専門性をきちんと評価してくれるエージェント・社員が多数いる、ということ。これは心強いですね!
イベントの質は高い
シューカツしてたときにアカリクさんの逆求人行って無限に承認してくれて幸せだったのと,参加者が無限に強い子達ばかりで楽しかった記憶.後輩にオススメできる. https://t.co/YGT52KibZk
— しゅんけー (@shunk031) March 3, 2020
自分の専攻を活かしたいのでセミナーに参加したがためになった。機会があればまた違うテーマにも参加してみたい。
https://goo.gl/maps/aWwhRF28AyfY4u5t8
アカリクでは普段からイベントを多数開催しているため、情報が不足しがちな院卒の就活についてリアルな肌感で知ることができます。また、ラフな格好でOKなイベントが多いのも特徴です。スーツに馴れていない院卒としては、嬉しい限りですよね。
また、実際にイベントに参加した人の口コミもそこまで悪いものは見つかりませんでした。「データサイエンティスト」「博士・ポスドク限定キャリアイベント」など、他では中々見つからないようなイベントも多数あるため、気になるイベントにはぜひ参加してみましょう。
アカリクは信用できる
アカリクは信用できると思ってる
— 親子丼@21卒 (@OyakoDon_2021) March 6, 2020
アカリクさんは非公開の選考とかにも繋いでくれたり、専攻とか興味に合わせた企業の紹介を細かくしてくれたりした気がします(まあエージェントはどこもそうか?)
— Hiroki Tanaka (@HirokichiTanaka) March 1, 2020
特にアカリクさんの方は、その場で簡単な質疑をして、その回答から自分に合った職種をいくつか紹介してくれたりと、個人的には好印象でした。
— 椿(猛虎魂)@博士課程提督 (@skdddddd) February 5, 2020
リクナビさんからはES・面接対策資料を頂きました。
まだ初めの段階ですが、正直登録するだけしてみた方がいいかなという感じですね。
そして、最も多かった口コミが「信用できる」「相談が親切だった」というもの。これはTwitter上で多数見つかりました。確かに、自分と似たような境遇を経験してきた先輩の院卒の社員が相談に乗ってくれるのならありがたいですよね。
さらに、実際に使って就職をしたよ、という声も多数。院卒での就職に関しては、それなりの実績を誇っているのは間違いありません。
アカリクの否定的な評価
アカリクの評判の悪かったところ(抜粋)
連絡が途切れたんだけど…
メール無限に送ってきてしつこい
入力項目多すぎ。
公平性のため、否定的な評価もきちんとご紹介しますね。
まずはこちらから。
連絡が途切れた
先週アカリクに「今週中にオススメの企業まとめて連絡する」と言われたのがまだ来ていないので、オススメの企業はゼロ個しかないというメッセージなのかもしれない。
— てんにょ (@barinoriron) March 12, 2020
悪い口コミはそこまで多くはありませんでしたが、まず見つかったのがこちら。担当者から連絡すると言いつつ連絡が途切れた、というものです。
こちらの場合は、単に折り返せばまた対応してくれるはずですが…ただ、あまり良い印象を持てなくなるので、こういったことには気をつけて頂きたいですね。
電話がたくさんかかってくる
マイナビ全然博士課程向けっぽくないけどアカリクはめっちゃ電話かかってきて嫌だし迷子になってる
— カエデbot(ピエラー) (@ahahsak) February 29, 2020
それとは真逆の口コミとして、電話が沢山かかってきて困った、という口コミもありました。こちらもこの1件しか見つからなかったのですが、事実だとすると担当者によってかなり対応が違うようにも思えます。
入力項目が多すぎる
アカリク,なんども同じ情報を入力させられるし,アカデミックという名前を冠しているだけあって効率が悪い
— ナノメ (@_nan0me_) January 30, 2020
メアド登録してアカウント作成したと思ったらそのあとの記入事項が多かったからやめた
— てんにょ (@barinoriron) December 26, 2019
さらにもう一つ。いくつか見つかった口コミとして、登録時の入力項目が多すぎて嫌になってしまった、というものがありました。
ただこのTweetには「頑張って登録するとアカリクさんは良いので、最後まで頑張って」という善意のフォローが入っていました。
登録時には専門などを入力する必要があるため、それなりに時間がかかることを見通して時間を多めに確保しておくのがおすすめです。
なんで人によってここまで違うの?
人によって評価違いすぎ!なにこれ!
同じエージェントでも担当者によって当たり外れがあるから。…どんなに大手の就活エージェントでもそうね。
なにそれこわい…もうエージェントやめようかな。
良い担当者の方が圧倒的に多いから、エージェントサービスが成り立ってるの。それと、エージェントの方が内定まで早いって知ってる?
エージェントを使った方が、内定まで圧倒的に早いです。
なぜなら、就活情報サイトでは「自己分析」「業界の絞り込み」「エントリー」「面接対策」などなど、全てを一人でやらなくてはいけないから。
それに対し、エージェントは紹介先の選定も、企業への推薦も、全てやってくれます。圧倒的に早いです。内定を取ってから悩んだ方が、自分のキャリアについて考えるきっかけになります。
実際、管理人も「内定を取ってから」エージェントに相談に乗ってもらいました。優しいエージェントは、内定後の相談にも乗ってもらえます。
人生に関わることだから、妥協するのはよくないよなあ。話を聞くだけ、申し込んでみるかな。
一歩踏み出す勇気、就活でも仕事でも役に立つよ!
アカリクを利用するメリット
利用するメリット
- 面談を通して専門性を評価してくれる企業と出会える
- 自分の市場価値を知ることができる
- イベントを通して、院卒の就活のリアルを知ることができる
アカリクの賢い使い方とは?
今までの口コミ・評価を含めた情報から、アカリクの賢い使い方を説明します!
自分の市場価値を知るために使う
アカリクでは、あなたの専門性を評価するエージェントが、丁寧なカウンセリングを通して職業を紹介してくれます。自分の専門が一体どんな企業に役立つのかイメージがつかない…という場合でも、大丈夫です。アカリクには10年近く院卒向けの就活に携わってきたノウハウから、日本における企業が求める専門性のニーズを把握しています。
そのため、まずは自分の専門性がどのように評価されるのかを知るために登録してみてもよいかもしれません。別に就職すると決まっていなくても、相談してみると現実が分かりますしね。
キャリアイベントを通して就活のイメージを掴む
また、理工系などでずっと研究に明け暮れていると、なかなか就職活動に対してイメージがつきづらい、ということもあるでしょう。そこで、まずはイベントに参加して何をどんな風に評価してくれる企業がいるのか、そもそも自分の強みとはなにか、就職活動のイメージについて掴んでみる、という使い方もできます。
実際に、アカリクではかなりの頻度で院卒向けのイベントを開催しています。おそらく日本の院卒向けの就職関連サービスでは、最も高頻度で開催されていると言っても過言ではないかもしれません。イベントページから、気になるイベントを探してみることをおすすめします。
インタビュー・特集記事を読む
それ以外にも、院卒就活のリアルについて知ることができるメディアや、記事なども多数あります。実際にアカリクはフリーペーパー「アカリク」を発行しており、タダで読めます(バックナンバーはサイトからダウンロード可能)。中身は院卒を受けれている企業に対するインタビューや、院卒学生の生活費のリアルなど、普通に読み物として面白いです。
また、もっと就活に直結するものが読みたい場合でも、大丈夫です。アカリクでは「アカリクコンテンツ」と称して「口コミ」や「就活ガイド」といった記事を登録不要で読むことができます。忙しい院生にもおすすめです。
アカリクを実際に使う流れ
アカリクWEBを使う場合
基本登録
最初に行うのは、基本登録です。必要なのはメールアドレスの入力のみ。
ちなみに登録するのは学校のメールアドレスではなく、Gmailでの登録を推奨している、とのことです。
その後、自分の専門性などを入力するための登録リンクが送られてきます。かなりの長丁場になるので、時間があるときにまとめて入力することをおすすめします。
気になる求人を探す
アカリクWEB上で、気になる求人を探しましょう。検索画面からは「理系専門領域」や「研究関連領域」といった、専門性を活かせる条件での検索が可能になっています。
会社名をクリックすると、必要な募集資格や給与などを知ることが可能です。会社概要では、どのような会社なのかを知ることができます。
エントリーする
自分が気になる求人を見つけたら、まずは「ブックマーク」することをおすすめします。そこで検討を重ね、エントリーしてみたい場合は「新卒採用求人」ページの最下部にあるボタンからエントリーしましょう。
その後の流れは、企業によって異なりますが該当ページに記載があります。頑張りましょう。
アカリク就職エージェントを使う場合
面談を受ける
まず最初に、サイトから登録の申込みを行います。
サイトから会員登録の申込みをすると、登録した電話番号もしくはメールに連絡があります。面談日時の提示がされるので、予定を確認して面談を申し込みましょう。また、届かない場合は迷惑メールフォルダなどを見てみましょう。
持ち物は記入済の履歴書と筆記用具を指定される場合が殆どです。が、これも場合によりけりですので、電話できちんと確認することをおすすめします(履歴書不要のケースもあります)。
ちなみに面談時の服装は自由です(※指定された場合を除く)。
…が、担当者によっては面談時のあなたの印象を企業に伝えることも多くあります。「ラフすぎる印象が怖い」という人はスーツで行くことをおすすめします。
適性検査&企業の紹介
面談では、エージェントによる志望業界の確認などが行われます。それに合わせて、複数の企業を紹介してくれるのが普通です。
ここでプロの目線に合わせて最適な企業を選んでくれるのが、エージェントの強みです。
また就活相談にも乗ってくれる場合が殆どです。履歴書の書き方や、面談などで不安なことがある場合、担当者のその場で相談してみましょう。
内定を得る
エージェントは、あなたの情報を紹介先の企業に事前に送ってくれます。
あなたはエージェントから指定された日時にその企業に伺って、面接を受けるだけ。もちろん、面接に対策は必要ですが、普通に申し込むよりもずっと簡単に面接を受けることができます。
また、面接が進むにあたって面接対策をしてくれます(希望制)。
不安がことがある場合は何でもエージェントに相談してみましょう。納得の内定を得ることができるはずです!
アカリクの評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
アカリクは、院卒の専門性をきちんと評価してくれるのが印象的な就活サービスでしたね。後輩にもおすすめできる、という口コミも存在するように、かなりの信頼を得ていることもわかります。
あなたが納得の内定を得られることを祈っています!
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そもそも就活において、必要な情報・使うべきサービスは時と場合によって変わるもの。
また、就活の仲間を見つけることも重要です。
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