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就活で「出来るヤツ」が芋づる式で内定を取る理由【内定が内定を呼ぶ】

就活初心者向け

内定が内定を呼ぶ。
一つの会社の内定が、他の会社の内定を呼ぶ…

そんなことが、実際にはあるんです。内定が取れなくてヒーヒー苦しんでいる学生(過去の私です笑)からするとなんとも不思議&羨ましい&妬ましいですが、そういう法則は確実にあります。つまるところ、出来るヤツに内定が集まってしまうということです。

上場企業の元人事関係者の経験から、そんなことが起こる理由をお伝えします。
そして、どうやったらその技術をパクれるのか、というお話もしていきます!

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内定が内定を呼ぶ理由は2つ「面接慣れ」「内定アピール」

さて、内定が内定を呼ぶ理由は、筆者は主に2つあると思っています。

  • 面接慣れ
  • 内定アピールができるようになる

です。

面接慣れ=「志望動機が鉄板ネタ化」する

ここでいう面接慣れというのは、本選考の雰囲気に慣れるとか、緊張しなくなるとか、そんな浅い話ではありません。内定をいくつも取ってくる学生は「志望動機」「ガクチカ」あたりが鉄板ネタ化しているんです。

これは、恋愛で例えるとわかりやすいかもしれません。
例えばデート。恋愛経験がなかったころの自分にいきなり「デートコースを考えて」なんて言ったらどうでしょうか?

…恐ろしく難しいはずです。例えば中学生の私なら、異性とデートに行くなんていうだけで鼻血が出そうになって、夜も眠れずに考えるでしょう笑

もちろん、今はそんなことないわけです。デートなら、どういうところでご飯を食べるとか、どういうところで何をして遊ぶとか、そこそこ満足度が高くて外さない「鉄板ネタ」のバリエーションをいくつも知っている。なので、今更焦ったりはしません。みなさんも恋愛経験があるなら同じだと思います。

就活生でも同じです。
業界受けする鉄板の「ガクチカ」と、業界受けする鉄板の「志望動機」がすでにあって、それを企業ごとにちょっとだけ変えて話しているだけなんですよ。満足度がそこそこ高いデートコースのようなもので、もう完全にテンプレ化しているんですね。少なくとも私が知っている内定モンスター学生は、そんな感じの人が多いです笑

ちなみに、そういった鉄板ネタを作れるようになる「就活の面接の答え方テンプレ」を、弊サイトでは配布しています。LINEの友達追加でいつでも無料で読めますので、気になる方はこちらのボタンからどうぞ。

内定アピールができるようになる

出来る人に内定が集まるもう一つの理由は、「内定アピール」です。

学生のみなさんにはあまり知られていないことですが、他社の内定は「その会社が認めた人」という証拠。つまり一種の認証システムなんです。

例えばあなたがトヨタ自動車の内定を持っているとします(グループ企業ではなく、トヨタ自動車そのものの内定だとします)。
それを他社の本選考で面接官に訊かれたときに

就活生
就活生

私はトヨタ自動車の本体から内定を頂いております。

と言ったとしましょう。すると面接官は

面接官
面接官

おお。トヨタ自動車、しかも本体が内定を出しているんだな。ということはこの学生、かなりしっかりしているんだろうなあ。

とを考えます。特に同じ業界だったり、取引先として関係が深い企業なら効果は絶大。ネームバリューのある会社で内定をもらっている時点で「ああ、○○さんが内定を出しているんならウチも安心して内定出せるな」という判断をすることもあります

ただし、無双できるわけではない

ただ、勘違いしてはいけないのは「天下のトヨタだから何でもいける」わけではない、ということ。例えばトヨタの人をよく知らなかったり、トヨタの社風を知った上で「そういう人はウチに向いていないだろうから落とす」という判断を面接官が下すこともあります。

さらに、あまりにも内定獲得企業と関連性が薄い企業や業界で内定アピールするとネガティブ評価につながることもあります。例えば、以下のように。

面接官
面接官

ウチ、トヨタとほとんど関係ないんだけどなあ。なんで選考を申し込んできたんだろう。
たぶんウチの会社のことをよく分かってないし、内定出してもトヨタ行っちゃうでしょ。落とそう。

面接官がこう考えるパターンもあります。なので、トヨタやGoogleといったネームバリューのある会社の内定を持っているからと言って「どの業界でもアピールできるな」と考えるのは間違いです。

接点のある企業・優秀層狙いの企業には効く

なので、この必殺技「○○社の内定者ですアピール」は、その企業と何らかの接点があるか、もしくは優秀層の学生狙いの企業にはウケます。

何らかの接点がある、というのは取引先だったり、何らかの形で事業提携していたり、同じ業界としてライバルだったりするような場合です。つまり面接官がよくその会社の人のことを知っているので、イメージしやすい。なので内定も出しやすいのです。

そしてもう一つ効くのが、優秀層狙いの企業や人事です。
例えば商社や外資系に行くような学生を「優秀層」と定義して、そういった学生たちに来てもらいたいと思っている会社は沢山います。

  • 比較的知名度が高くないBtoB企業
  • 中堅クラスの上場企業
  • 急成長中のベンチャー

…このあたりに「優秀層学生狙い」の企業は意外と多いです。OBOG訪問をしたときに、さり気なく聞いてみて、そういった話を聞けたらしめたものですね!

とにかく、このようにして1つ目の内定から「あの会社が出すなら、ウチも」「いや、ウチも」と立て続けに内定を獲得できることがあるのです。

「芋づる式内定」をどう起こすか

さて、ここまでは「そういう人がいる」というお話でした。
ここで記事を終わらせてもよいのですが、そうすると読者の皆さんは「ふうん、そうなんだ。すごいなー」と思うだけで終わってしまいますよね。そうではなく、本当に必要なのはこれを再現するためにどうするか、です。

まず、早めに内定を一つ獲得して感覚を掴んでおくこと
つまり早期内定です。恋愛経験と一緒で、避けるのではなく一通り経験してみてください。就活がどういうものなのかわかります。
内定が厳しければサマーインターンでもよいです。とにかく、選考というものに参加して、合格するという体験をしましょう。初心者はまずそこからです。

そして、勘所を押さえるために言語化して、再現できるようにすること
「なんとなくエントリーして、なんとなく内定もらいました」では全くダメです。そうではなく、再現性があるものにしなければいけません。そのためには言語化しましょう。何が良くて、何が悪かったのか。それをノートに書き出して、洗練させていくことでしか「鉄板ネタ」はできません。

さらに、内定を獲得したら素直に他社の選考でもそれを共有したほうがよいです。内定を獲得しているなら、それを堂々と言ってください。それはあなたの「認証」になります。
内定を獲得しているのに就活を続けているのには、理由があるはずです。それをきちんと言語化して「何が分かったら就活を止めるのか」「何が魅力で御社に応募しているのか」まで面接官に言えるようにしましょう。殆どの学生はこれができません。つまり自分の状況を冷静に言語化でき、かつ企業の魅力を語れる学生として、評価されるはずです。

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