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「就活って洗脳なの?」元上場企業の人事が答えます

就活苦労人向け

就活って洗脳じゃないんですか。

この言葉の意味がわからない、という方は、おそらくこの記事を読む必要がありません。むしろモチベーションが下がるだけなので、読まずにそっと元のページに戻ることをおすすめします。
この記事を読んで頂きたいのは、「就活って洗脳じゃないの?」という考えを一度でも持ったことがある方です。

ちなみに筆者は何かアドバイスをしたいわけでも、就活をしろと言いたいわけでもありません。確かに上場企業で人事関係の仕事をしていたのは事実ですが、だからといって新卒採用システムを褒め称えるつもりはありません。さらに言えば上場企業に入社するまでは「就活なんてクソだ」と本気で思っていたダメ就活生だったので、なにかアドバイスできるほど偉い人間でもありません。

ただ、人事に携わったことのある人間のひとりとして、過去の自分を振り返って思うところを書いていきます。みなさんに得るものがあれば幸いです。

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「洗脳された人」がパスする就活

さて、冒頭の疑問に戻りましょう。「就活は洗脳じゃないのか」という問題です。
私はこの質問の答えはYESだと思います。就活は明らかに、企業が求める薄っぺらい人物像に則った人間が得をするように出来ているからです。そこには多様性も個性もありません。

その結果、就活に問題なく取り組める人ばかりが得をして、問題意識がある人は評価されず、はじき出されるようになっています。私も就活生のときは問題意識があるタイプでしたが、見事にどの企業にも評価されずに終わりました。異物を排除するという意味では、それなりに良く出来たシステムだと言えるでしょう(そう意図して出来ているので当たり前ではあります)。

これはまるでソ連の人民裁判です。体制に迎合する人間ばかりが得をして、巨万の富や名声を得る。一方で体制に問題意識がある人は高等警察につまみ出されて、家族もろともシベリア送りです。選択肢を無くして強制しているという点で、就活も似たような構造になっています。嫌悪する人が出てくるのは当然です。

「就活は洗脳」…日本だけこうなの?

では、海外はどうなのでしょうか。全世界で、若者はこんなに苦しい選択を迫られているのでしょうか。

私が知っている限りでは、海外でも似たような側面は少なからずあります。

若者の雇用が不安定なヨーロッパ

例えばヨーロッパ、特にフランスは日本以上の超学歴社会です。エコール・ポリティークやエコール・テクニークといった、東大以上に選別されたフランス人学生エリートたちにはルノーやBNPバリパといった超大企業が群がり、新卒から幹部候補として採用されます(お給料も日本の倍以上で採用されます)。

その一方、普通の学歴しかない平凡な学生たちは、ほとんど職がありません。そのため多くの若者がバックパッカーとして世界中をフラフラしながら、自分探しの旅に出ます。彼らはお金がなくなったら両親の住む地元に戻ってニートになったり、旅先のホテルやバーでバイトをするのです。とはいっても経済的には日本の新卒よりも弱く、不景気ならまっさきに切られる立場に過ぎません。最終的には幸運な一部の若者だけが、その活躍が認められてホテルの正規の従業員となったり、最終的にはマネージャーになったりします。
日本の観光地でヨーロッパ人の若いバックパッカーを多く見かけるのには、こういった事情もあるのです。

若者から超格差社会のアメリカ

アメリカはもっとひどい格差社会です。
アイビーリーグ(ハーバードやイエール、コロンビアといった東海岸のエリート大学)を卒業すると、ほとんどの場合で新卒で最低でも年5万ドル(600万円)以上の職にありつけます。カリフォルニアのIT企業(GoogleやApple)に入社した場合、相場はさらに跳ね上がり新卒で10万ドル(1200万円)近くになるのは普通です。

ところが、そうではない普通の大学生は奨学金で大学に通っている場合が多いです。もちろん卒業すれば奨学金を返済する必要があります。そのため望まない職について、奨学金の支払いに追われながらギリギリの生活を強いられるのです。これはアメリカの社会問題として年々状況が悪化しており、大統領選の論点になったこともあります。

こういった諸外国と比較すると、日本の新卒採用システムは「とにかく平等に機会を提供しようとする」という点において、非常に優秀ですらあります。ただ、要らない人まで採用するので全体の給料を押し下げているという問題はあるのですが…。

「就活」は全世界の若者が悩んでいる話題

たまに「新卒採用は日本独特のシステムで、海外のほうがマシ」という意見の方がいますが、私の知っている限りでは「新卒採用システムが日本独特なのは事実だが、海外よりマシというのは嘘」です。

全世界で、若者はきちんとした収入を得る機会を探すために苦しい戦いを強いられているのです。貯金を気にしながら全世界を旅したり、奨学金の返済に追われながら嫌な仕事でもこなしているのが普通です。海外なら何でも解決するわけではありません。

「就活って洗脳だよね」、「くだらないよね」と悩める時点で、就活以外の他の選択肢があるということ。そう悩む時点で、世界的にかなり恵まれているのかもしれません。

「就活は洗脳」悩むほど恵まれているなら、逃げるもアリ

まあ、世界のことはどうでもいいでしょう。
本質的な答えは、あなたの「就活は洗脳」という疑問とどう折り合いをつけるか、です。

これは色んな向き合い方があるはずです。本当に嫌で仕方がないのなら、やらずに逃げるのも正しい選択肢になるでしょう。

ただ、それには決める覚悟が必要です。例えば、あなたが就活をせずに大学卒業後に無職になるとします。その一方、あなたの今のお友達は企業に就職して、新卒生活を送るでしょう。

最初はあまり差は感じないはずです。ところが、3年も経つと生活の質の差が出てきます。お友達はお給料が上がり始め、安い単身者向けのボロアパートから引っ越し、ちょっと広い家に住むかもしれません。もしくはパートナーを見つけて、夫婦でどこかで暮らしたり、車を買ってデートに行くかもしれません。

その一方、無職のあなたは家を引っ越すどころか、クレジットカードの審査すら通らない可能性が高い。相変わらず家族と住んでいるか、単身者向けのアパートで暮らしています。結婚するどころか、パートナーすらできないかもしれません。

そういった結果もひっくるめて、全て承知した上で「就職しない」という決断をすべきです。友だちが通るクレジットカードや賃貸契約の審査に自分だけ通らなくても、誰とも付き合えずに結婚できなくても、やりたいことを貫きたい。そういう覚悟があるのなら、ぜひとも就職しないという決断をすべきでしょう。

ちなみに、私は個人事業主としてそういった生活を経験済みです。なので、あえて厳しいことをみなさんに書きます。就活から逃げたからといって、そんなに楽ではないのです。
決断をする、とはそういう意味を持つ言葉です。安易に逃げとして「就職しない」と決めるのは本当にオススメしません。

どんなときも逃げではなく、攻めの決断をしよう

どんなときも「諦めて逃げとして決断する」のではなく、「次にコレをしたいから決断する」という、攻めの決断をすべきです。そして、攻めの決断の結果、就職をしないという選択をするのであれば…私は個人的にものすごく応援しますよ。

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