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【就活】Google、Facebookで働くのは「カッコ悪い」?キラキラ就活をやめよう

就活初心者向け

日本で「Googleで働いているんだ」「Facebookで働いているんだ」というと、たいていの場合は

就活生
就活生

就活の勝者じゃん

就活生
就活生

すごーい!頭いいんだね!

という、大絶賛を浴びますよね。私も大学生時代、そう思ってましたし、称賛していました。

ですが、国も違えば文化も違う。例えばアメリカでは、どうやら最近はちょっと違うようなのです。

アメリカ<br>大学生
アメリカ
大学生

Googleに入るとか、金に惑わされて身売りしたってことでしょ(笑)

という人もいるんですね。それも少数派ではなく、それなりにいるのです。
そこで実際にアメリカ・シリコンバレーの一角に実際に留学していた筆者が、なぜそうなるのか、そこから学ぶべきことは何か?をご紹介しようと思います。

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そもそもGAFAはカッコよくない

以下の企業の頭文字を取ってGAFA(ガーファ)と呼びます。
Google、Apple、Facebook、Amazon

GoogleもAppleも全然カッコよくないし、イケてない
むしろ最近、社会的影響力を悪い方向にばかり使ってるんじゃないか…。

GAFAに対するアメリカの若者の評価に、こういう意見が広がっています。そもそもアメリカでは日本ほど巨大IT企業が好まれていないことに加え、最近は不祥事ばかり引き起こしている印象があるため、近年になって印象が悪くなってきています。

巨大IT企業に賛否両論のアメリカ社会

「所属だけ」で偉くない社会、アメリカ

そもそも、なんでそういう考え方になるのか?を理解するには、アメリカ人のモノの見方を理解する必要があります。それは「組織に所属しているだけで偉くはない」ということ。

日本では「東大生です」「三菱商事で働いてます」というだけで、一年目のペーペーだろうが絶大な信頼が生まれますよね。ところがアメリカでは「ハーバード大学の学生です」「Googleで働いてます」と言っても「ふうん。勉強/仕事がんばってね」くらいの反応しかないのが普通です。

では、アメリカ人は何を評価しているのか。それは過去の実績です。ハーバードでも卒業しなければ評価されませんし、Googleの例ならマネージャークラスにならないと尊敬はされないでしょう(マネージャーになるほど働いた、という実績を評価しています)。単にどこかの組織に属しているから、といって評価されることは日本ほどありません。

なのでそもそも「GAFAで働いています」というだけでは全然評価されず「そこで何をしたの?どんな実績を挙げたの?」と聞かれるだけです。

相次ぐ不祥事「思想操作・監視」疑惑

そもそも所属だけで尊敬されないということに加えて、アメリカ人の心証を悪くした理由がGAFAにはあります。それがGAFAは「思想操作」をやっているのでは?という疑惑です。

これはつい近年までただの笑い話に過ぎなかったのですが、2018年にケンブリッジ・アナリティカ事件で「選挙結果を操作するような広告を出していた」疑惑が持ち上がり、Facebookが大批判を浴びたのです。

ケンブリッジ・アナリティカは、かつて存在した選挙コンサルティング会社です。Facebookを通じて利用者にそれとなく政治的なメッセージを表示し、無党派層を動かそうとしていたのでは?という疑惑が持ち上がり、倒産しました。

「思想操作」というのはアメリカ人にとって一番ダメなNGワードです。とにかく自分で考え、自分の意見を持て!と言われて育つ文化なので、誰かの意見を勝手に捻じ曲げるのは許されません。

さらに、こういった疑惑はFacebookだけにとどまりません。GAFAには片っ端から「人々の生活を監視し、操作している疑惑」が出てきているのです。

  • Google…プライベートなサイト訪問履歴を売っているという批判、中国向け検閲済み検索エンジンプロジェクトなど
  • Apple…位置情報の無断提供、Siriの音声を盗聴(?)していた疑惑
  • Facebook…人々の趣味嗜好を広告データとして提供、ケンブリッジ・アナリティカ事件
  • Amazon…Amazon Echoでプライベートな会話を録音していた疑惑

こういった事件が2018年頃から相次いでいるため、そもそもあまり信用されていません。

サンフランシスコを破壊している、という意見も

さらにシリコンバレーのおひざ元・サンフランシスコの住民も、巨大IT企業による経済効果を望ましくないと思っている人もいます。「物価が高すぎる」のです。

いま、サンフランシスコの物価は異常なほど値上がりしています。ごく一般的な家が1億4000万円ほどで取引され、ベイエリア(サンフランシスコ周辺)で家族四人が家を借りて平均的に暮らすには最低でも年間コストが1800万円かかる。年収1300万円で貧困層という調査も。(参考

ここまで物価が上がってしまったので、サンフランシスコからは「普通の中流家庭の大脱出」が起こっています。今や子供を持つ家庭が消え、ホームレスが増える一方。実際にホームレスは過去2年で45%も増えています。

というのも、巨大IT企業がとんでもないお給料を払うからです。サンフランシスコでは、巨大IT企業に勤める年収1,500-5,000万円ほどのエリートと、年収1,300万円でも家賃が払えず車中泊になる人の格差が広がっています。

当然、昔のサンフランシスコを知る人たちからは大反発を食らっているわけです。実際に私の知人にも「昔は家族でサンフランシスコに暮らしていたけど、もう暮らせないから近くの田舎町に引っ越すよ」という人は何人もいます。

イケてるのは「自分で世界を変えようとしている人々」

このような様々な理由で、GAFAは年々嫌われつつあります。学生でも、Google・Amazonのリクルーターからのオファーに応じない人も増えてきているという一部報道も。

じゃあ、学生にとって一番クールなのはどこか?というと、やはり「自分で世界を変えようと奮闘している人たち」です。早い話が、起業家であり、ハッカー(ホワイト・ブラック問わず)だったりするわけです。
オフィスが綺麗で、お給料が沢山出るからといって「それがクールか?」というと、やっぱりちょっと違います。そういう学生もたくさんいるでしょうが、シリコンバレーで学生をやっているならそこは少し違うよね、という人は多いですね。

それよりも「夢を見ながら、小汚いTシャツを着て50セントのカップラーメンをすすりながらコードを書いている方がカッコよくね?」という価値観が、確かにあるのです。そもそも、カリフォルニアの精神は「カウンターカルチャー」。Googleや、Facebookのような巨大企業・利権・権力とかはそもそも大っ嫌いなんです。個人が世界を変える方が素敵!という考え方が、シリコンバレーという土地柄を支えています。

シリコンバレーと日本の就職ヒエラルキーの違い

こういうひねくれた考え方を持っているカリフォルニアの文化と、所属組織と信用を重んじる日本では、学生に人気の企業・業界は全く異なります。
すごく単純化すると、恐らくこんな感じになるのではないかと。

シリコンバレーで
キラキラしている就職先

  1. 起業家・スタートアップ(超キラキラ)
  2. 未上場ベンチャー
  3. GAFA
  4. 普通の企業
  5. 金融(陰キャが行くところ)
  6. コンサル(ガリ勉が行くところ)
  7. 弁護士(論外)

日本で
キラキラしている就職先

  1. コンサル・商社(勝ち組)
  2. GAFA
  3. (外資系含む)金融
  4. 弁護士(堅実)
  5. 普通の企業
  6. 未上場ベンチャー
  7. 起業家(謎に頑張ってる人たち)

とにかく日本は「確立された信用・組織」が大好きなのに対して、シリコンバレーがいかにひねくれているのかが分かると思います。

自分で考えて選択することの大切さ

…と、ここまで散々シリコンバレーについてご紹介してきましたが、実のところ筆者は「日本がシリコンバレーを見習うべきだ」とはちっとも思っていません。日本には日本の文化があり、考え方があるので、それを頭ごなしに否定するのは違うと思います。

ではなぜ、これをご紹介しているのかというと「いったん、自分の考え方を見直してみませんか?」ということ。
キラキラしているという理由だけでGoogleや外資系金融に入りたいとか、思ってませんか?ということです。

単純に人気企業だから行きたい、お給料が高いから行きたい…という考え方では、今後間違いなく落ちます。仮に上手いこと入れたとしても、自分が続きません。それにTOP企業で所属組織にしがみついているような考え方を持っていると、間違いなく「落ちこぼれ」に入ります。

いま、コロナの影響で就職活動は殆どストップしています。そして再開までにはしばらく時間がかかりそうです。せっかく落ち着ける時間が出来たので、今一度、自分はどんな仕事ができたらハッピーなのか?を考えてみるのが良いでしょう。

  • 周囲を巻き込んで、ルールや世界を変えるのがクールだ
  • 裏方からチームの世話を焼くのが好きだ
  • 参謀や頭脳として、頼られるのが好きだ

などなど。いろんな考え方があるはずです。

人が幸せを感じる瞬間はそうそう変わらない

仕事も学生生活でも同じ部分は「幸せを感じる瞬間」です。何に対して嬉しいと言われたら、自分は嬉しいのか?それに本当に年収は必要なのか?をよく考えてみましょう。

それを考えてみると「自分が本当に楽しい仕事」ができるはずです。

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