この記事でわかること
- Matcherは怪しくないの?他のOBOG訪問とどう違う?
- 実際に使った人の口コミは良い?悪い?
- 実際に申し込むとどうなるの?
Matcher株式会社が運営するOBOG訪問マッチングサービス、Matcher。
「 就活相談にのるので、◯◯してくれませんか? 」という言葉のもと、社会人と学生が会って就活相談できるサービスです。
実際、どんなサービスなのか気になりますよね?怖い!という意見もありますし…。
今回はそんなの口コミ・評判について、ご紹介していきます。
結論は以下の通りです。
- ためになったという口コミは多い
- 大手企業の人もいるが、ベンチャー関係者多め
- 電話OKの人なら会う必要もないので安心
どういうこと?本当に大丈夫?という方のために、詳しくご紹介します!
そもそもOBOG訪問マッチングサービスってなに?
ちょっと待って、そもそもOBOG訪問マッチングサービスってなに?
知りたい業種・業界の人(OB・OG)を自分で見つけて、必要なら会えるサービスね。もちろん、完全無料で使えるの。
「気になる人から、リアルな話が聞きたい!」を叶えるのがOBOG訪問マッチングサービスです。
- 身の回りに参考になる人がいない。
- 共感できる人の話が聞きたい。
- 自己分析・業界に自信がない…
そんな人が「相談したい!」と思える人と出会い、様々なサポートを受けるのがOBOG訪問マッチングサービスです。
サイトや、アプリなど様々な形で提供されています。
Matcherってどんなサービス?
では、簡単にMatcherについてご紹介していきます。
Matcherの特徴
名前 | Matcher(マッチャー) |
登録人数 | 約20,000人 |
サービス範囲 | 47都道府県(全国) |
全国で2万人も面談できるのは強いな…
完全無料で、日程さえ合えば何人でも面談が可能です。
就活相談に気軽にのってくれる人がメインです。就職エージェントに無理やり勧誘されることはありません(※Matcherは営業目的の使用が規約により禁じられています)。そのため、殆どの人が就職エージェントとは無縁の一般企業の方による登録です。
登録の社会人が勤務している企業・組織の一例はこちら。
三菱商事(株) 、 三井物産(株)、伊藤忠商事(株) 、(株)みずほ銀行、(株)りそな銀行、(株)電通、 サントリーホールディングス(株)、キリン(株)、日本たばこ産業(株)、日本コカコーラ(株)、 (株)資生堂、P&Gジャパン(株)、 マッキンゼー・アンド・カンパニー、(株)ボストン・コンサルティング・グループ、アクセンチュア(株)、 (株)リクルートホールディングス、日本IBM(株)、日本マイクロソフト(株)、 日本航空(株)、 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、 国土交通省、広島県 など
学生向けサービス紹介ページより
様々な企業の方とお話できるチャンスがあることがわかりますね!
運営会社は怪しくないの?
運営元は怪しくないの?ということで、簡単に調べてみました。
運営会社名 | Matcher株式会社 |
設立 | 2015年11月 |
事業内容 | メディア運用事業 Webプロモーション事業 イベント事業 |
ホームページ | http://corp.matcher.jp/ |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-32-4 ハイネスロフティ810号室 |
職業紹介事業許可番号 | 13-ユ-309091 |
会社としてはかなり新しいですが、3000万円以上の資金を調達しているサービスとだけあり、 この規模の会社としてはかなりしっかりしています。
また、職業紹介事業許可番号もきちんと届け出ています。これは職業紹介事業を営むにあたり、「正式な国の認可」を得ているということです。犯罪まがいのおかしなことをやっている企業ではないことが分かりますね。
Matcher利用者の口コミ・評価
それではお待ちかね。
実際に利用してみた参加者の口コミをご紹介していきます。
Matcherの肯定的な評価
Matcherの評判の良かったところ(抜粋)
リアルでためになる話が聞けた!
海外の人とも電話で話せた!
電話OKで会う必要がなかった!
まずは、肯定的な評価からご紹介していきます。
リアルな話が聞ける
2月に早期選考イベント行かなきゃって焦ってたけど、matcherで「やりたいことができない企業受けても意味ない」って言われて吹っ切れた。
— m@21卒 (@dropdrop21) February 10, 2020
約1年ほど就活してますが、選考スタート3月1日です!がんばります😤
久しぶりにMatcherで学生と会って話てきた。
— 吉川 英治 / LET.inc COO (@orega_kurohyou) January 20, 2020
びっくりするほど、なりたい自分と今していることのギャップが凄かった。
とりあえず、
食べてみて(経験してみて)苦手だなってものはすぐに離れた方がいいし、好きかどうかは食べるしか(経験するしか)無いね〜って話をしてた。#曲者の独り言
社会人から、その場限りのリアルな話を聞くことができます。
OBOG訪問サービスなので、業界研究や企業研究といった使い方はとうぜん可能です。ですがそれに限らず、今後の就活のあり方・自分の志望業界の整理や、ESの添削のお願いを受けてくれる人がたくさん登録しています。
OBOG訪問というよりも、進路相談をその業界の人からリアルに聞けるため「非常に参考になった」という意見が多いです。
中には、非常に厳しいことも言ってくれる人もいます。ですが、それも本気でアドバイスをくれる社会人が多いからこそ。本気で悩んでいる人が、リアルな話ができるのがMatcherです。
海外赴任の社会人とも話せる
Matcherが驚くほど良い件
— 竹@22卒 (@shukatsu_22_) January 27, 2020
人から聞いたイメージで良くないイメージも持っていたけど、実際使ってみるとスピード感があるし
海外でもskype対応してくださる社会人の方がいらっしゃるからOB訪問ができる
海外在住の人とも電話で話せます。
Matcherでは、海外赴任の社会人とも話せるのです!日本でOBOG訪問をしていては決して話せる機会が巡ってこないであろう人たちとも話せるのは心強いですね。Matcherには「電話・Skypeも可」という検索オプションがあるため、そこで自分が興味のある人といくらでも話せるのです。
また「女性就活(結婚・出産)」「LGBT就活」「テキストだけでも可」といった、多様なバックグラウンドを抱えた人による相談を受け付けているのも特徴です。少数派になりがちで、どうしても相談できる人がいない…という方にもおすすめできるサービスになっていますね。
電話でOK
Matcherでお父さんと同年代の方とお話ししました😶
— れなこ(就活あか)@21卒 (@UujR6roMQWft27u) January 16, 2020
社会人歴20年以上(役職持ち)の人に相談できるのって本当に貴重✨✨
音声通話なのに何から何まで言い当てられて感動超えて驚嘆😮😲
………不思議な感覚。
新卒学生さんを応援したいので、
— 人事のエイジ@CRO/製薬医療/素直 (@eiji_ndc) January 13, 2020
またmatcherにプラン載せたいが、
息子との時間も欲しいし迷っています。
Skypeとかなら出来るか。
会うのは怖い?なら電話でやりましょう!
おそらく、マッチングサービスの最大のハードルが「会うのが怖い」という壁。私も、初対面の人にいきなり会うのは抵抗があるので、よくわかります…。ですがなんと、Matcherでは電話で面談できる人がかなりいるんですね。これは安心です。
ちなみに、声すらも嫌な人は「テキストだけでも可」がおすすめ。テキストだけなら、シャイな人でも使えますね…!ここまで自由度が高いサービスなのはすごいです!
Matcherの否定的な評価
Matcherの評判の悪かったところ(抜粋)
三大都市圏以外だとちょっと少ないかな…?
最低限の自衛が必要
ベンチャー関係者多めだね
公平性のため、否定的な評価もきちんとご紹介しますね。
まずはこちらから。
地方だと人数が少ない
Matcher沖縄に絞った瞬間8件しかなくてビックリ。
— 前田 龍吾 | Ryogo Maeda (@ryogo_maeda) February 5, 2020
文化がないのかな。
多分大学生も使い手が少ないんだろうな〜。
就活自体経験したことないから想像できない。
けど競合が少ないのは確か。
やっぱり、地方で会うのは厳しいです…。
地方は地方でも、三大都市圏なら非常に豊富な選択肢もあり、相談できる人のレベルも高いのですが…それ以外の地方は、正直つらいものがありますね。やはりこういうマッチングサービスは、都会の方が進んでいるようです。
ただ、選択肢がないわけではありません。なぜなら、テキスト相談可、電話相談可の人がそれなりにいるからです。会わないことを前提に相談に乗ってもらう、という使い方ができるのはありがたい。地方の人もそれなりに使えるのではないでしょうか。
最低限の自衛が必要
matcherは怪しいベンチャーだったり最近話題の事件を起こした現場だったりするのであまりオススメはできないです、ニクリーチも新興企業かあまり人気のない企業(家電量販店とか)ばかりなので就職には向かないかも、、
— なかやまさん (@9p4voJ8gXcdijGf) December 4, 2019
キャンパスキャリアとかワンキャリは参考になりますよ!
今日Matcher(マッチャー)でOB訪問を受けさせてもらったのですが、
— 佐野創太(神谷敦彦) (@atsuhiko_kamiya) March 7, 2019
学生の方は就活セクハラの事件についてはご存じなかったです。
まだまだ周知が足りてないんでしょうか。
でも「出会い系として使えちゃいますもんね」と
あまり驚きはなかったようです。/佐野
トラブルはやっぱりあります。自衛しましょう。
「マッチングサービスなんて怪しい!出会い系の温床だ!」という指摘がありますが、全くその通りです。実際、そういう使い方もできます。別サービスのVISIT OB(※Matcherではありません)では、就活生にセクハラをした容疑で社会人から逮捕者が出ているのも事実ですので…。
もちろん、Matcher運営も対策に乗り出しています。 様々な禁止行為が設定されており、違反者にはアカウント凍結・警察への通報を行っています。
禁止行為(一部)
- 夜9時以降の待ち合わせ、面談時の飲酒、カラオケルーム・自宅等の個室で相談に乗る行為
- 異性交際に関する情報を送信する行為
- 営業,宣伝,広告,勧誘,その他営利を目的とする行為(当社の認めたものを除きます。),性行為やわいせつな行為を目的とする行為,他のユーザーに対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為
- 宗教活動または宗教団体への勧誘行為
- 猥褻な情報又は青少年に有害な情報を送信する行為
Matcherでは飲酒や夜9時以降の面会、恋愛相談も禁止です。かなり厳しい規制ですが、このくらいしないとトラブルを防ぎきれない、ということなのでしょう。
出会い目的の使用はマッチングサービスでは避けられません。しっかりと自衛することが重要です。
また、面談相手にはレビュー・評価がついているので事前に確認しましょう。
不安な人はレビューがない相談相手を避け、個室に誘われても行かない。個人的な連絡先の交換は慎重に判断する。気をつけるべきことはきちんと警戒し、正しく利用すれば、マッチングサービスは大きな武器になってくれるはずです。
包丁と同じだね。正しく使えばすごく便利だし、間違って使えば人を傷つけることもできる。気をつけないと。
マッチングサービスの常識ね。
正しく使う心がけがあれば、トラブルに遭っても自衛できるから大丈夫!
ベンチャー関係者が多い
OB・OG訪問サービスの所感
— 外資系コアラ (@KoalaFinance) March 3, 2019
ビズリーチキャンパス
⇒学歴ある人は使いやすい
Matcher
⇒ベンチャー系の社員が多い
VISITS OB
⇒昼に会え
Matcherはベンチャー関係者が多いです。
というのも一部の大手企業は、所属先を必要以上にアピールしないことを社員に求めているから。
例えば、電子系・重電系では未然のトラブル(※産業スパイによる情報漏えいなど)を防ぐため、所属組織を明かさないように社員に教育しています。金融業界でも、癒着や談合を防ぐために社員はプライベートで身分を明かさないのが普通です。
そのため、どうしても大手企業の社員は少なくなりがちです。いても、元社員や内定者が非常に多い。
そのため、ベンチャーに寄ってしまいます。もちろん、ベンチャーだからと言って人材の質が劣化するようなことはありません。ですが「大手企業の内情が知りたい」というニーズにはあまり応えられないのは事実です。大手の企業研究・業界研究には少し難があるでしょう。
Matcherを利用するメリット
Matcherを利用するメリット
- 無料で、自分から会いたい人に会える
- 電話相談も可能なので、会うのに抵抗があっても使える
- 特殊なバックグラウンドがあっても相談可
Matcherのメリットは、自分から会いたいと思った人に相談できることです。
また電話相談や文字相談が認められているため、会うのに抵抗感があっても安心です。もちろん海外の人でも地方の人でも相談可能。LGBTや女性の就活など、特殊な事情を抱えている人も相談先として利用できるはずです!
Matcherの賢い使い方とは?
今までの口コミ・評価を含めた情報から、Matcherの賢い使い方を説明します!
会いたい&実績のある人を選ぶ
まず、会いたいと思ったら実績がある人を選ぶこと。
レビューがついているなら、必ず目を通しておくことをおすすめします。
口コミがない場合、電話相談などを持ちかけてみるのもいいかもしれません。マッチングサービスに馴染みがないのであれば、自分ができる範囲からやってみるのがおすすめです。
電話相談から始めてみる
電話相談・ビデオ相談から始めるのもおすすめです。
どういう人が、どういう流れで面談に応じてくれるのかをまず掴みましょう。実際に会ってみるのはその後からでも遅くありません。一回流れを体験するというのは非常に重要です。
何回か相談をして、信頼できる人だなと感じたら連絡先を相談するのもありでしょう。
連絡したくもないのに、無理に連絡先を交換する必要はありません。またいきなりLINEの連絡先を聞いてくるのは「かなり怪しい」ですから、そのような人には十分警戒しましょう。
個室に行かない・飲酒をしない
もし仮に会うことになっても、カフェやレストランなどの公共の開けた場所で会うようにしましょう。絶対にカラオケなどの個室に行ったり、飲酒をしながらの相談にのってはいけません(禁止行為であり、通報の対象になります)。
また、マルチ商法の勧誘を受けたり、人材紹介の営業をされる…というケースも残念ながらあるようです。このような場合、即座に興味がないことを伝えて退席しましょう。
実際に営業をされると、相手はあの手この手で断りづらい雰囲気をかもし出してくるものです(私も経験があります)。ですが、自分をしっかり持ちましょう。自分の身を守るために、きっちりとお断りすべきです!
Matcherを実際に使う流れ
相談したいことを決める
まず、自分が相談したいことを決めます。ガチガチに固める必要はありません。
サイトを見ながら、自分がどんなことを相談したいのかを考える程度で問題ありません。
Matcherでは「採用」「インターン採用」「自己分析」「業界分析」「企業研究」「SPI・筆記テスト対策」「ES添削」「人生相談」など、様々な分野での相談を受け付けています。
検索ボックスで、気になるトピックにチェックを入れて検索するのでも良いでしょう。
相談したい人とプランを決める
相談したいことが決まったら、プランを申し込みましょう。
プランとは、相談相手が提供している相談コースのこと。同じ人でも、複数のプランを掲載しているのが普通です(「自己分析しましょう」と「コンサル業界研究」など)。
繰り返しになりますが、お金は一切かかりません。また電話・Skypeが可能な場合、テキストだけでも可能な場合は、まずはそちらから申し込んでみるのも良いでしょう。
また相談相手のプロフィールも事前に確認できます。レビューも確認可能です。
チャットでやり取りをする
「このプランに申し込む」を押すと、やりとりが出来るようになります。
会う・電話の場合は日程の調整、テキストの場合はその場でやりとりをしましょう。候補日程は3つほど出すのが理想的です。
また会う場合は、その時になにを相談したいのかを事前にまとめておきましょう。事前にどういうことを相談したいのかを相談相手に共有しておくと、時間を有効活用できるのでおすすめです。
会って悩み事を解決する
実際に会って、お話を聞いてみましょう。
また、いまひとつだと感じたら他の人に相談してみるというのもありでしょう。どれだけ使用してもタダですから、納得するまで使い倒すのがおすすめですよ!
Matcherの評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
無理のない範囲で、会いたいと思う人と話せるMatcher。正しい使い方をすることで、就活を正しく進めることができる素敵なサービスでしたね。
お知らせ:Webテスト回答集&人気企業ES集を配布中!
それでも、Matcherはイマイチだと思いましたか?
…たぶん、そう思っているあなたには「他に向いているサービスがある」可能性があります。
そもそも就活において、必要な情報・使うべきサービスは時と場合によって変わるもの。
また、就活の仲間を見つけることも重要です。
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