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【就活】一次面接で訊かれること・対策を元人事関係者が解説!

就活初心者向け

企業選考の最初の関門になる、一次面接。グループワークやエントリーシートとは違い、初めて本格的な選考らしくなる面接と言えます。そんな一次面接では、一体何を訊かれるのでしょうか。どんな準備をすればよいのでしょうか?
就活初心者であれば、一次面接というだけで緊張してしまいますよね…。

ですが、大丈夫です。きちんと準備すれば通過できます。
では、どうすべきでしょうか?上場企業で人事関係者を勤めた筆者が、そのコツを解説します!

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そもそも一次面接の目的は?誰が出てくる?

さて、そもそもなぜ一次面接をやるのでしょうか?
一次面接を「やる理由」をきちんと知れば、相手が求めていることもわかるようになりますし、対策も見えてきます。

一次面接をやるのは「似合わない人を排除する」ため

一次面接を企業が実施する、最も大きな目的はなにか。
それは「その会社に似合わない人を排除すること」です。

どういうことでしょうか。もう少し身近な例で考えてみましょう。
あなたは、とあるアマチュアのサッカーチームの監督です。今日も入団希望の人がやってきて、監督であるあなたと面接をします。アマチュアなので入りたい人は素人でもいいのですが、少なくともサッカーは好きでいてほしいなと思っています。
今日は、こんな人がやってきました。

あなた
あなた

ウチのサッカーチームに入りたいんだよね。なんで?

面談相手
面談相手

はい、身体を動かしたかったので。
野球が好きなんですけど、サッカーもいいかなと!

…これは「ダメそう」ですよね。
そもそも野球が好きなら野球をやればいいですし、あまりサッカーを熱心にやってくれる感しません。そもそも、このような「なんとなく身体を動かしたかった」という理由だけで、サッカーがうまくなる人はいません。やるなら、それなりに本気で取り組んで欲しいものです。

この人はお断りすることにして、次の人の面談です。

あなた
あなた

ウチのサッカーチームに入りたいんだよね。なんで?

面接相手
面接相手

はい、下手なんですが、高校時代にサッカー部でした。
それ以降、月に二回くらい友だちとドリブルして遊んでます。
下手ですけどね。

この人は(前の人より)好感触ですよね。練習する場さえ与えれば、きちんとサッカーに取り組んでくれそうな感じがします。上達して、そのうちアマチュアチームの戦力にもなってくれるかもしれません。

この二人の感触の違いは、「このチームで成長していくイメージが持てるか、持てないか」という違いから来るものです。そして、この違いが就活でも明暗を分けるのです。

一次面接では「イメージできない人」が切られる

新卒は次第に成長して、その企業の中での戦力になることを期待されています。すぐに大活躍する必要はありませんが、数年かけて成長してもらう必要があるのです。

そのためには「この人が成長することをイメージできる」ことが、非常に重要になってきます。野球好きな人がサッカーチームに入って成長することがイメージできないように、企業にも「(別のことをやれば)優秀だけど、ウチの会社では成長できない人」というパターンは沢山あります。

逆に「ああ、この人は数年かけたら○○になってくれそう」というイメージができる就活生は、多少問題があっても通ります。ここに入るか、入らないかが一次面接の結果を直接左右するのです。

一次面接で出てくる人は面接のプロではない場合も

もう一つ、この「成長のイメージ」が重要になる理由として、面接官の問題があります。というのも、一次面接で出てくる面接官は「面接のプロ」ではない可能性もあるから。

一次面接で出てくる面接官は、人事か現場レベルの社員と相場が決まっています。候補者が何千人と集まる人気企業では、人事だけでは手が回らないので入社3-4年目の現場慣れしてきた社員に面談を任せることがあります。当然、このような人は普段から仕事をしており、面談をするのは完全に「専門外」。つまり慣れていないのです。

このような現場の人からすると重要なのは「成長していくイメージ」です。なにか素晴らしいテクニックを持っているわけではないので、そこでしか判断できません。なので、就活生はそのイメージから大外れしないように気をつければよいのです。

一次面接のポイントは?何を聞かれる?

では、そんな一次面接で聞かれることはなんでしょうか。いくつかご紹介します。

  • 第一印象(その企業にふさわしいコミュニケーション力・マナー)
  • 志望動機・ガクチカ
  • それらの一貫性

一次面接のポイント1.第一印象

まず、第一印象です。「数年後には同じ企業の仲間として一緒に仕事ができるかどうか」「ちゃんと育成したらお客様の前に出せそうか」が、この判断基準になります。そのためには最低限のマナーや、敬語が使えていてほしいのです。

…といっても、マナーオタクや敬語のプロになる必要はありません。一部の銀行や航空会社、ホテルなどは例外的にマナーを厳しく見る場合がありますが、それ以外の企業ではマナーというよりもコミュニケーション力の方がずっと重要です。

このコミュニケーション力には

  1. 聞かれたことにきちんと答える
  2. 口答えしない(=相手を尊重する)
  3. ハキハキと答える、挨拶できる

といった要素が含まれます。特に挨拶やハキハキと答えること、なんてのはアホらしいと思うかもしれませんが、初対面の面接官にとっては挨拶くらいしか判断材料がないのです。面接の間だけでいいので、上記3つのポイントに気をつけてみてください。

…もし自信がないのであれば、親や年上の友だちなどに聞いてみるのがオススメです。

一次面接のポイント2.志望動機・ガクチカ

一次面接でも、志望動機はきちんと聞かれます。最初の方の面接だから、志望動機はいい加減で構わない…なんてことはありません(余談ながら、就活生をしていたときの筆者は本気でそう思っていた時期がありました…恥ずかしい)。

志望動機やガクチカがいい加減だったり、長続きしなさそうなもの(上記のサッカーチームの例で言うなら「野球が好きなんだけど…」という志望動機)だった場合は、落ちます。しかも一次面接で落ちた場合、あなたは現場社員でも分かるような、かなりベーシックな点で違和感があることを言っていたということになります。

そんな残念な事態を防ぐためにすべきなのは、まずはきちんとした準備です。ツッコまれてもきちんと答えられるか?が、一つの判断基準になるでしょう。こちらのページで、そんなツッコミにも耐える上場企業の元人事関係者が作った志望動機・ガクチカのテンプレートを無料で公開しています。

そして、やはり内定者の志望動機をきちんと見てみること。外資就活Unistyleワンキャリアみん就といったサイトで志望動機を参考程度に見ておくことをオススメします。

一次面接のポイント3.志望動機・ガクチカの一貫性

見られているのが志望動機とガクチカ・自己PRがきちんと一貫性を持って繋がっているかどうか、です。一貫性がないなら、嘘っぽくなり説得力がなくなります。逆にそれらがきちんと繋がっているのであれば、真実を語っていることになります。つまり、嘘の志望動機やガクチカ、自己PRは見抜かれる、ということです。

では就活のガクチカや自己PR、そして志望動機に一貫性をもたせるのには、どうすればいいのでしょうか?それには企業が求めている側面からあなたの実体験を語るしかありません。嘘をつかずに、企業が求めている強みを語る方法はこちらで紹介しています。

一次面接のポイント4.その他の質問

それ以外にも、いろいろなことが聞かれる可能性がありますが、まずは自己PRと志望動機をきちんと作ってください。その2つを作れば、あとはそれを少し変えるだけでだいたいの質問には答えられます。

ただ、どんな質問があるのか?を把握しておくことは重要なことです。知っておくだけで、通過できる確率は飛躍的に高まりますから。
そこで、弊サイトの公式LINEでは「就活面接の答えづらい質問リスト・答え方テンプレート」を配布中です。友だち追加(もちろん無料)で、テンプレートをいつでも読み放題です。面接を受ける前に、サッと流し読みをするだけでも効果がありますよ。
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一次面接のポイントは「イメージ」。きちんと対策しよう

いかがだったでしょうか。一次面接のポイントは、面接官に「活躍できそうか」というイメージをもってもらうこと。そのために必要な準備をご紹介してきました。

意外とやらなくてはいけないことが沢山あるな、と思った方も多いはず。ですが、きちんと準備をすればするほど「他の就活生との差がつきます」。一次面接からきちんと準備をすれば、のちの面接でも有利な位置からのスタートになります。

まずはきちんと準備をしてください。
あなたが納得する内定を得られることを弊サイトでは応援しています。

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