有給インターンって、みんなどこで探してるの?
ナビサイトもいいけど、短期ばっかりしかないんだけど…
近年の就活で急速に普及してきたインターン。本格的に選考に入る前から「企業のリアル」が分かるということもあり、最近では就活のプロセスの一つと言ってよいほどに普及してきています。
「数日程度のワークショップでは何もわからない」「せっかくならお金を貰いながらやりたい」…こういった就活生の声もあり、最近では一ヶ月以上の長期で参加できるインターンが特に人気です。
ですが、そういった長期有給インターンを探そうとしても難しい。
大手ナビサイトではどういうわけか長期の有給インターンは少なく、探してもわずか数件しかないというのもザラです。友だちや先輩に頼るというのもアリですが…難しいですよね。
そこで、
- インターン
- 有給
- 長期(一ヶ月以上)
という、3つの条件が揃ったインターンを探せるサイトをご紹介していきます。元上場企業の人事関係者だった私が、実際に使えるサイトをレビューしていきます!
インターンってなに?
そもそもインターンってなに?バイトと何が違うの?
会社と業務の理解を目的としているのが違うね。
リアルな職場がわかるからオススメ!
その会社を理解し、就職するか判断するために働いてみるのがインターンです。
これはもともと欧米の制度です。欧米では新卒であっても「お試しで働き、お互いに相性をチェックしてから正社員になる」という方法が普及しており、それが日本に持ち込まれました。
短いインターンは半日程度で、職場見学だけで終わることもあります。その一方で長いものは半年近くにもなり、終了時に就職のオファーが出ることも珍しくありません。
かつては無料のインターンも多かったのですが、最近ではお金が貰えるインターンが当たり前になってきました。
志望業界・企業のリアルな働き方がわかるので、近年人気が出てきた就活の方法です。
長期有給インターンに申し込めるオススメサイト5選
現役大学生が作ったサービス「ユアターン」
まずご紹介したいのが、長期インターン専門サイト「ユアターン」です。
インターンをやるなら「報酬は高いほうがいい」ですし、「どういった企業なのか」は知りたいですし、「どんな仕事をやるのか」も知りたいですよね。ユアターンでは、そんな悩みに答えるように、報酬も企業情報も業務内容も公開されています。
というのも、このユアターンはインターンに参加した大学生が作ったからなんです(ユアターン事業責任者の伊藤龍樹氏)。そのため、大学生にとって知りたいところに手が届く、極めて使いやすい構造になっているのが特徴です。
気になった方は、下にボタンがあるのでそちらからどうぞ!
推薦状をもらえる!「ゼロワンインターン」
その次におすすめなのが「ゼロワンインターン」。こちらも長期有給インターン限定になります。
こちらですが、大きな特徴として「3ヶ月以上ゼロワン経由で申し込んだインターンをすると社長からの推薦状をもらえる」というものがあります。社長からの推薦状には、インターンを通してあなたがどんな能力を持っていて、どんな強みを発揮したか…という内容が含まれているものが多いようです。
そのため、自己分析に役立つほか、他の企業で「○○社長の推薦状があるので」というアピールも可能になります。そのため、本選考でも有利に進めていくことが可能です。気になる方は下のリンクからどうぞ!
ITエンジニアに強い「Infraインターン」
ゼロワンインターンと並んで、多くの就活生に支持されているのがこちらの「Infraインターン」です。
InfraはITエンジニア就活生に強いサービスであり、その長期インターン募集サイトになります。その特性上、インターンは比較的ITエンジニアの募集が多いのが特徴と言えるでしょう。もちろん営業やマーケティングなど、エンジニア以外の職種も多く存在しています。
実際に使ってみた学生からは「他と比較しても質が高い」という声も多く、一回使ってみても間違いがないサイトと言えるでしょう!
ベンチャーで成長意欲が高い人向け「Intern Street」
急成長ベンチャー・スタートアップへの就活でよく知られている「Goodfind」を運営しているスローガン株式会社が立ち上げた、長期有給インターン募集サイトです。
大きな特徴としては、プロのコーディネーターが就いて紹介してくれるという点があります。自分で登録して探し、申し込むまで一切のサポートがないインターン募集サイトが多い中、Intern Streetはかなり特殊だと言えるでしょう。
また運営のスローガン株式会社がベンチャーやスタートアップへの就活サポートに強いということもあり、変化の激しいベンチャー界隈で成長経験を積みたいという方にはもってこいのサービスとなっています。
理念への共感を重視したい人向け「Wantedly」
長期有給インターン専用というわけではありませんが、Wantedlyからも長期有給インターンを探したり、応募したりすることが可能になっています。
Wantedlyの大きな特徴として「まずは話して確かめる」があります。会社の理念や、どんなことをしているのか、何をしたいのかをサイトで読んだ上で、自分が目指しているところにマッチしているかを話して確かめるのです。そのため、理念に共感した企業で働きたい就活生に向いています。
ただし、自分で担当者と何度かオンラインでやりとりする必要があるなど、他のインターン募集特化サイトと比較すると利便性はそこまで高くありません。また福利厚生や年収の記載などもないので、そういった待遇面での条件から志望先を絞り込みたい人には向いていません。
インターンを受けるメリット・デメリット
では、インターンに参加するメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
インターンに参加するメリット
まず、インターン参加のメリットは大きく分けて、3つほどあります。
- 仕事内容を具体的に知ることができる
- 業種について具体的に知ることができる
- 企業・職場の雰囲気について知ることができる
まず、最も大きなメリットは「仕事内容を具体的に知ることができる」というもの。
学生にとって、会社というのは未知の場所で、何をしているのか分からないのではないでしょうか。会社側も、そんな学生に来てもらうよりはより多くのことを知っている学生に選考に来てもらった方がよいので、積極的にインターンを開催しているのです。
そして、もう一つの側面は「業種について知ることができる」。
インターンでは、その企業のことばかり理解が深まるわけではありません。その業界に居なければわからないような、業界の情報を掴むことができるのです。社員と実際に話したり、人事と仲良くなったりすることも(場合によっては)可能ですから、業種・業界への理解を一段と深めることができます。
これが、「企業・職場の雰囲気について知ることができる」ということに繋がります。
あなたが仮に入社してから「こんな仕事をしているなんて知らなかった」「こんなはずじゃなかった」といった状態になるのを、インターンに参加すると事前に知ることができるのです。これはインターンに参加する期間が長ければ長いほど有利になります。
これら一つ一つのポイントを通して、他の学生との差をつけることができるのがインターンに参加するメリットと言えるでしょう。
インターンに参加するデメリット
インターンそのもののデメリットというよりも、主催している企業の側に受け入れ体制が整っていないために起こるミスマッチが多いです。具体的には、以下のようなインターンが存在しています。
- 労働力代わりなのに無報酬のインターン
- 適切な指示もなしに単純作業を繰り返すインターン
- 異常な低時給で拘束されるケース
まず、いくら「インターン」という名前がついていても、会社にとって必要不可欠な業務を、会社の指示のもとに行うなら法律上は「労働者」。つまり、最低時給以上を払わなくてはいけないのです。ところが、学生の無知につけ込んで一切報酬を払わないケースが散見されます。
また、時給を払っていてもただの単純作業の繰り返しだったり、適切な指示もなしに精神的な負担を強いるインターンには賛否両論あります。例えば決まった文言をひたすら投稿し続けるだけの「SNS運用」のインターンや、適切な指示もなしにひたすら「テレアポ」といったケースです。
それ以外にも、相場とはかけ離れた低賃金で長期間に渡って拘束しようとする長期有給インターンもあります。ITエンジニア関係の仕事に多いですが、求めている技術的な要素が多い割にコンビニバイト並みの時給しかない、というパターンもあります。
このページ上ではそのような怪しいインターンを紹介しているサイトはなるべく省いているので、ご安心ください!
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