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【就活】グループディスカッションの鉄板の進め方とは?GD無敗の元人事が教えます

就活初心者向け

就活で避けて通れない、グループディスカッション。
ですが、進め方には「鉄板」、つまり成果の出るテンプレートがあるのです。

そのコツは「選択を説明できるようにしておくこと」。
なぜそれを選んだのか?をしつこいほど言語化することで、殆どのGDでは乗り切れるはずです。

どういうこと?と思った方。
詳しくご説明します。

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グループディスカッションの進め方:「何となく」進めないこと

とにかくグループディスカッションの鉄則がこれ。
「何となく」進めてはいけない!

グループディスカッションでは、何だかよくわからない瞬間というのが必ずあるはずです。話がそれたり、なぜこの話をしているのか見失ったり、そもそも時間をかけるべきでないところを議論しているように感じたり…。

ですが、これだけは覚えておいてください。よくわからない話を、よくわからないまま終われせてはいけないのです。周囲がどうとか、関係ありません。空気を読む必要もありません。

空気を読むのではなく、チームで成果を出すのが求められているのです。それは企業でも全く同じですから、今のうちから慣れておくと、周囲と差がつけられますよ。

では、グループディスカッションで「何となく」進めないために、どうすればいいのか。
そのポイントを一つ一つご紹介していきます。

進め方1:役割分担と時間配分を決める

まず最初に、かんたんに役割分担時間配分をしておきます。
ありがちな司会・タイムキーパー・書紀の役割分担で構いません。

  • 司会
    議論を進行させる。詰まったら、方向を再定義して前にすすめる。
  • タイムキーパー
    時間管理の責任を負う。議論の方向を時間から逆算して誘導する。
  • 書紀
    意見を書き出して、チームが混乱しないようにする。
  • その他
    様々な立場から臨機応変にチームに貢献する。
議論の流れ時間配分の目安
(ごく一般的なもの)
30分の場合
(累積の経過時間)
課題の定義10%3分(3分)
アイデア出し20%6分(9分)
アイデア選別40%12分(24分)
発表準備予備時間30%9分(30分)

上の表は参考程度のものです。必ずしもこれに沿う必要はありません。

ここで重要なのは、合意しておいて、後で詰まらないようにすることです。
役割や時間配分もなしに「何となく」で進めると、議論で詰まった時に困ります。誰がこの議論を整理するの?という状態になるからですね。司会がいないなら「誰も交通整理してくれない」「どの時間で何の話をするのか分からない」ということになります。

逆に言うなら、詰まっても整理してくれそうな人がいるなら、いちいち合意して役割分担をする必要はありません。その人にまかせておきましょう。司会や書紀が交代しても構いません。
とにかく、議論を前に進めるのが第一優先です!

ちなみに自己紹介は、会場に着いて着席した時点でやっておきましょう。開始してから自己紹介を始めるようでは、「議論のための最低限の関係構築すらできない人」という評価になってしまいます。
話し方などから「この人はリーダーシップがありそう」や「ロジカルに整理できそう」などと仮説を立てておくと、なお良しです。

進め方2:課題を定義する

もっともすっ飛ばしてしまいがちなのが、これ。課題を定義しておくこと。
ですがやらないと後で崩壊します!

例えば「無人島に一つだけの持っていくものを話し合ってください」というお題が出たとします。
そう、例えばこんな写真付きで。

さあ、「無人島に一つだけ持っていくもの」を決めましょう!

…ですが、ちょっと待ってください。「無人島」って、この島のことなんですかね?
よく考えると、世界にある「無人島」はこんな楽園のような南の島だけではないはずです。例えばこんな島も無人島でしょう。

極寒の「無人島」

こんな寒そうな島となると、持っていくものはだいぶ違いますよね。
ですが、やはり無人島には違いはありません。このまま議論するとメンバーの頭の中で「常夏の楽園のような無人島」と「極寒の地の無人島」で、知らない間に認識が食い違ってしまいます。
そうなると、もはや議論になりません。

…こういうひっかけは、よくあることです。面接官はわざと勘違いさせるようなお題を出すことで、きちんと前提から話し合えるかを見ているのです。

なので、課題を確認しないといけないのです。
今から、どれについて話すのか。その定義を、チームで合意しておくのです。

無人島で一つだけ持っていくものは?
→無人島とは、どういう島?どのくらいの大きさ?
→持っていくものの大きさに上限はあるのか?

牛丼屋の売上を上げる方法を考えてください
→牛丼屋の定義は?個人経営の牛丼屋は?
→売上を上げる、とはどのくらいの期間で?一日だけ上げたいのか、一ヶ月なのか、一年なのか?

弊社商品のスニーカーのマーケティング施策を考えてください
→弊社商品のスニーカーとは、具体的にどれ?
→マーケティング施策とは、どういう施策?

…ですが、これって「正しい選び方」「正しい定義」はないんです。
それもそのはず。現実で、企業が直面している課題は「正しい定義」がないのです。とにかく決めて、対処していく。そういう課題に直面したときの能力が見たいので、あえて「正しい定義」がない課題を与えているんですね。

なので、必要なのは「なぜその定義にしたのか」は説明できるようにしておくこと
無人島なら、北の島でも南の島でもよいのです。「納得できる」説明があれば、それでいい。

南の島だと定義した場合:「世界的に多くの島国は、東南アジアなどの亜熱帯、熱帯にあると思ったので、南の島だと考えました」
北の島だと定義した場合:「北の島の過酷な環境で耐えられるものを選べば、世界中の島でも使えるだろうと考えました

一番ダメなのは

「うーん、なんとなくまとまらないから南の島!」
「時間がないから多数決!はい、北の島!」

です。グループディスカッションの鉄則は「何となく進めない」です

進め方3:アイデア出しをする

ここは、いわゆるブレストです。
ブレストとは、時間を区切ってアイデアを否定せずにどんどん出していくこと

ブレスト中は唯一、グループディスカッションの中で「何となくよくわからないから、適当でいいや」が許される瞬間です。適当に考えて思い浮かべたものをどんどん書きましょう。

さらにおすすめなのは、詰まったら話しながらやることです。一定の方は、黙々と、静かに書き出しながらやるのがブレストだ!と思うかもしれません。
ですが、そのうちに詰まってくる瞬間というのがあります。そこはもう、一人で考える限界。つまり、チームで考えたほうがよいのです。

楽しくどんどんアイデアを出しましょう。課題を楽しむのも、評価されるポイントですよ!

進め方4:分類し、切り口を与える

アイデアが沢山出たら、切り口を考えます。
そして絞っていくのです。

ここでは例として、南の無人島で必要そうなもののアイデアを、分類していきましょう。
例えば衣食住で分類するとします。

●南の無人島で必要そうなアイテム
「衣」…服、下着、救命胴衣など
「食」…食料、野菜の種、ナイフなど
「住」…ノコギリ、木の棒、トンカチなど
分類できないもの」…本、マッチ、発電機など

ここで、切り口を考えて優先順位をつけます
例えば「南の無人島」なので、服を着なくても大丈夫な気候かもしれません。そうすると、「衣」に関するものは全て消えます。
残るは「食」と「住」。ですが、人間は食べ物がないと生きていけないので、「食」<「住」にするとします。となると、「食」が残ります。

ここから、さらに切り口を考えて優先順位をつけます
「どのくらいの期間で、使えるようになるのか」を考えてみましょう。
例えば野菜の種は、育てるのに時間がかかるので持っていくものとしては向いていません。食料はすぐに使えますが、腐ってしまったり、分量に限りがあるはずです。
とすると、(食料の現地調達が可能という条件がつきますが)ナイフが残ります。

とにかく、迷ったら分類できる切り口を考えること
意味のある、説明できる切り口を選びましょう。例えば「食」の中から「軽いもの、重いもの」という分類で取捨選択もできるはずです。
が「軽い重いが無人島で生きていくことと、どう関係しているの?」という疑問に答えなくてはいけません。面接官も、そこに気がつくはずだからです。

また、不思議に思うこともあるはずです。例えば分類できなかった本、マッチ、発電機はどうなの?という疑問が浮かび上がることもあるでしょう。
そうなったら、また切り口を考えて選択をするしかありません。切り口がよくわからない、ということもあるでしょう。それは面接官もそう思うかもしれません。なのできちんと説明できるように、今のうちにチームで議論しておきましょう。
つまり「疑問はどんどん口に出したほうがいい」のです

駄目なのは「何となくいろいろ使えそうだからマッチ!」「便利な機能いっぱいついてる、アーミーナイフ!」というように、プロセスをすっ飛ばして選んでしまうことです。

とにかく「よくわからないまま進めてはいけない」のです

進め方5:発表の準備をする

発表する必要のないグループディスカッションもあります。
なので、発表があるかないかはきちんと予め聞いておくのがベストです。

もしあるなら、上記の切り口がきちんと分かるように整理しておきましょう。それがそのまま発表の内容になります。
また、なぜその切り口なの?というツッコミに耐えられるように、準備しておきましょう。

発表があるのに準備をしないのはNG。あるのが分かっているのなら、最初からきちんと準備しておくものです。何の準備もしないのは、社会人失格。時間があるなら、見やすいように紙に書いたり、議論の過程をわかりやすく整理しておくのがおすすめです。

グループディスカッションの鉄板の進め方まとめ

  1. 「議論を進め続ける」ための役割分担と時間配分
  2. 「ツッコミに耐える」定義を考える
  3. 「否定しない」アイデア出し
  4. 「迷ったら切り口を考える」アイデア分類
  5. 「分かりやすく話すための」発表準備

この進め方で、グループディスカッションは充実させることができます。
まずは実際に試してみましょう。一年中やっているグループディスカッション付きの合同説明会もあるので、そちらで練習するのがおすすめです。実地でやらないと上手くなりませんからね…。
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みなさんがグループディスカッションを突破して、納得の内定が得られることを祈っています!

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