この記事でわかること
- Unistyleは他の就活サイトとどう違う?
- 実際に申し込むとどうなるの?
- 実際に使った人の口コミの良い点、悪い点は?
Unistyle株式会社が運営する就活サイト、Unistyle。
実際、どんなサービスなのか気になりますよね?
- 内定者のESや自己PRが2.5万枚見れる
- 企業研究記事や就職活動コラム記事が充実している
- 大手企業の選考対策に使えるサイト
そこで、使い方や評判などについてまとめました。
そもそもナビサイトって?
そもそもナビサイトってなに?
いろんな企業の説明会や、募集要項の情報をまとめて紹介しているサイトのことだね!
ナビサイトとは、多くの企業の募集要項や説明会情報をまとめて紹介しているサイトのことです。就活生のために求人情報を沢山集めているサイト、という理解でほぼ間違いありません。
かつてインターネットがあまり普及していなかった頃(2000年くらいまで)は、大学の就職相談室に就活生が行き、企業が提供する求人票に目を通していました。当時は全て紙だったので、募集要項も企業情報もプリントです。就活生はそれを一枚一枚めくって延々と読むのが「就活」でした。
これは時間もかかりますし、企業同士で比較も(あまり)できません。
何より就活生も企業も面倒です。
そこで、様々な企業の求人情報をまとめて、エントリーまで出来るようにしたサイトがインターネット上に登場しました。これがいわゆる「ナビサイト」です。
Unistyleってどんなサービス?
では、Unistyleはどんな就活情報サイトなのでしょうか?
Unistyleの特徴
名前 | Unistyle(ユニスタイル) |
登録者数 | 8万人以上 |
月間ページビュー数 | 400万PV以上 |
選考体験談&口コミ | 2.5万件 |
内定者のESや志望動機が沢山見れるサイトってことか。
Unistyleの最大の特徴は、内定者のES・志望動機の閲覧、そして企業研究がまとめて可能なこと。人気企業であれば本選考ES・インターンES・本選考レポート・関連する企業研究コラムなどをまとめて読むことができ、一挙に企業研究を進めることができます。
特にESの量はかなり多く、大手企業であれば数百件以上もの口コミが寄せられています。そのため、大手企業のESや志望動機を作るときの参考になるでしょう。
それ以外にも企業研究に関する記事が大量に掲載されているため、息抜きに読める記事も沢山あるのが特徴的です。
Unistyleの運営ってどんな会社?怪しくない?
運営元も怪しくないの?ということで、簡単に調べてみました。
運営会社名 | Unistyle株式会社 |
設立 | 2011年10月 |
事業内容 | 就活サイト「Unistyle」の運営 |
ホームページ | https://unistyleinc.com/company_info |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-22-2新宿サンエービル2階 |
従業員数 | 10人 |
Unistyle株式会社は、伊藤忠商事出身の樋口幸太郎氏が立ち上げた企業です。その後、2016年に株式会社ネオキャリアに売却され、現在はネオキャリアのグループ企業になっています。
ネオキャリアといえば「就職エージェントneo」を運営する大手人材会社であり、人材業界の有名企業です。現在のUnistyle株式会社の代表も、ネオキャリアから出向してきた中村陽太郎氏により運営されています。
決して怪しい企業ではありません!
Unistyleを利用するメリット
Unistyleを利用するメリット
- 内定者のESや自己PRが2.5万枚見れる
- 企業研究記事や就職活動コラム記事が充実している
- 大手企業の選考対策に使えるサイト
最大のメリットは、内定者のESや本選考レポートを読むことでリアルな企業研究・本選考対策が行えることです。特にESは毎年かなりの量の回答例が投稿されており、実際の質問内容もわかります。また合格者がどのように回答しているのかを掴むことで、突破できるESのの書き方も把握できます。
さらに、企業研究記事や就職活動コラム記事が充実しています。就職活動コラム記事は、企業ごとに存在しているものも(例えば三菱商事であれば「三菱商事の選考フロー別対策」という記事が存在しています)。企業研究をしなければ突破できないような人気企業であれば、こういった記事を読んで対策しておくことは必須です。絶対に読んでおきましょう!
全体的に、人気企業・大手企業の選考対策のためには必須のサイトと言うことができるでしょう。その代わり、比較的マイナーな業界や、中小中堅企業の情報は少ないです(口コミ・投稿が殆どない)。大企業志望の就活生なら、企業研究のために登録必須のサイトです。
Unistyleを実際に使う流れ
登録する
上記のリンク先から登録を行います。
長文はなく、住所や所属大学、生年月日などを淡々と入力していくだけですので、時間はそこまでかかりません。
登録の最後には、いくつか外部の就活サイトに同時登録するか聞かれます。興味があれば「希望する」、興味がなければ「希望しない」を選びましょう。ちなみに、これらのサイトのリアルな口コミは当サイト「就活は恋愛だ。」でも取り上げていますので、参考にしてくださいね。
- 「サポーターズ」のリアルな口コミ&メリット・デメリット
- 「doda新卒エージェント」のリアルな口コミ&メリット・デメリット
- 「Future Finder」のリアルな口コミ&メリット・デメリット
- 「Meets Company」のリアルな口コミ&メリット・デメリット
登録が完了するとメールが届くので、そこからリンクをクリックすることで会員登録が完了します。
就活初期
初期は、コラムを読んで基本的なマナーや流れを掴みましょう。
エントリーシートの書き方や就活の服装、グループディスカッションのリアルな姿などを知ることができます。
また、興味の湧いてきた業界の人気企業のコラムを読んでみるのもよいでしょう。例えば三菱商事であれば、検索画面で「三菱商事」と検索すると関係するコラムや就活記事を一挙に検索することができます。
就活中期
就活中期で必要になってくるのは業界研究・企業研究ですが、ここでUnistyleの本領が発揮されます。Unistyleでは豊富な口コミと質の高い研究記事により、本格的な企業研究が可能になっています。
例えばトヨタ自動車では、以下のコンテンツを全て読むことが可能です。
- 関連コラム
- 関連テクニック
- 本選考ES
- インターンES
- 本選考レポート
- インターンレポート
就活後期
本選考の申込みも、Unistyle上で検索し探すことができます。
さらに採用につながるポイントは「関連テクニック」記事に掲載されている場合もあり、内定をもらうまで活躍します。ESやWEBテスト情報、実際に質問される内容も記載されているため、絶対に目を通しておきましょう。
また内定辞退の方法や、内定を取ったあとにすべきことも就活記事コーナーにコンテンツがあります。ぜひ参考にしましょう。
Unistyleの賢い使い方とは?
今までの情報から、Unistyleの賢い使い方を説明します!
大手企業のES作成の参考にする
大手の企業研究・ES作成時に目を通しましょう。
特に大手企業志望なら、絶対に登録すべきです。リクナビ・マイナビに登録している場合ではありません。さらにぶっちゃけるなら、リクナビ・マイナビはメールを送ってくるだけで、大して役に立ちませんよ。
Unistyle上で閲覧できる選考ステップ別の対策情報や、内定者ESはまさに宝の山です。一度は目を通しておきましょう。Unistyleの情報を参照しつつ、その企業の新卒向け採用パンフレット・資料を読み込むことで、相当な戦闘力がつきます。
大手企業志望なら、登録しましょう。
就活記事だけでも読んでおく
実は、会員登録をしなくても就活記事は読むことができます。
どうしても個人情報を渡したくない人でも安心です。登録しないと読めないのは就活生によって投稿されたESや選考対策の情報だけです。
さらにUnistyleの記事の強みは、企業ごとに書かれている記事もかなり多いこと。特に就活の中期移行、企業や業界研究が必要な時に役に立つはずです。
興味のある人はぜひ読んでみましょう!
締切・選考情報一覧で申し込み期限を確認する
人気企業の選考申し込み期限の情報は、Unistyle上から確認できます。また一覧形式になっているため、パッと見るだけで確認可能。「この企業に申し込みたいのに忘れてしまった」ということがないうちに動くことが可能です。
就活で一回は「ああ、あの企業に申し込みたかったのに、できなかった…」という瞬間があるはずです。そんな残念な瞬間を迎えないためにも、ぜひとも活用してみてはいかがでしょうか。
Unistyle利用者の口コミ・評価
それではお待ちかね。
実際に利用してみた利用者の口コミをご紹介していきます。
Unistyleの肯定的な評価
Unistyleの評判の良かったところ(抜粋)
自分のESを見直すきっかけになった!
Unistyleは情報がまとまっているから助かる
コラムの質は高いよ
まずは、肯定的な評価からご紹介していきます。
自分のESを見直すきっかけになった
最近のESはこれまで書いてたのを自分視点でちょっと添削してただけだけど、
— チ 21卒🧒🏼 (@hfxwprGL8jFPNaH) February 18, 2020
改めてunistyleとか外資就活とかの
コラム読んでみるとめちゃくちゃ役に立ちそうと思った
明日はこれで1日終わりそう 🦖
UnistyleのESを読むのは、自分のESを見直すのにはぴったりです。
特に業界によって求められているESは全く異なります。例えば、日本航空やANAなどのエアラインであれば、ESの言葉遣いはかなり細かいところまで求められます。航空業界志望の場合、他の人がどのような表現を用いているのかを知ることで、ES通過にかなり近づくことが可能です。
さらに、構成の方法やエピソードの選び方などにおいても参考になる部分も多いです。
情報がまとまっていて助かった
就活でいうと、リクナビ/マイナビ/ワンキャリア/Unistyle/外資就活ドットコムとかに
— すずきしおり (@shiiycay) November 25, 2019
情報がまとめられてるから、時間も浪費しないし、ある程度の情報は逃さないと思う
もしまとめられてなかったら、
各企業のHPをぜーーんぶ見なきゃいけなかったわけで
Unistyle上には、かなり質が高い情報がまとまっています。特に選考ステップ別の情報は高品質です。締め切り日付の確認や、面接で求められるポイントなどの掲載もあるため、就活情報サイトとしてかなり使えます。
迷っているのなら、登録してみて間違いはないですよ。
コラムの質が高い
内定者の身分からしても、Unistyleのコラムは質が高く参考になる部分がたくさんあるから、全就活生に全ての記事3回ずつ読んで欲しい(ガチ)
— だいちゃん🍜 (@2020graduated) November 8, 2019
コラムの質はかなり高いです。
特にコラムはかなり力を入れて書いているらしく、更新速度もかなり早いです。就活における最新情報を確認するにはぴったりと言えるでしょう。
Unistyleの否定的な評価
Unistyleの評判の悪かったところ(抜粋)
電話番号売られた…
パクったからと言って通過できるわけじゃないよ
前より質が下がったような…
公平性のため、否定的な評価もきちんとご紹介しますね。
まずはこちらから。
電話がかかってくるようになった
就活のためにunistyleとキャリタス2021に登録したらネオキャリアとかいう就活エージェントから電話がくるようになりました。どちらが売ったのか分からないけど、電話番号を売られました。みなさんお気をつけ下さい。
— 大福 (@Daifuku_Oisii) January 22, 2020
Unistyleに登録したところ、ネオキャリアから電話がかかってくるようになったという口コミです。
というのもUnistyle株式会社は、ネオキャリア株式会社の傘下。登録するとネオキャリアから電話がかかってくるのは、自然な流れです。ただ、全員ではないらしく、かかってくる人とかかってこない人がいるようです(その違いはわかりません)。
UnistyleはESや本選考情報以外なら登録せずに見れますので、電話が嫌な人は登録せずに確認してみてはいかがでしょうか。
安易なパクリではダメ
過去のESがUnistyle、外資就活、ワンキャリアなどで手軽に入手出来るようになった。通過出来るレベルの文章構成を誰でも真似出来る。
— 就活無双塾 藤木 (@Syukatsu_Muso) November 7, 2019
これは市場平均のレベルが上がる要因。実際、ESの選考してると中身が似通ってきているのを感じる。構成が上手く出来てない時点で落ちやすい。
Unistyle上ではかなりの量のESが確認でき、パクることも可能ですが、安易なパクリはNG。なぜなら、企業側がコピーチェックツールを入れていることもあるからです。
ESは、人気企業であれば何千枚という規模で毎年届きます。そのような規模の企業では、安易なパクリを事前に排除して人間の負担を減らすため、機械的なコピーチェックツールを入れていることもあります。そのため、安易なパクリは全て分かってしまうのです。
それ以外にも構成の不自然さでわかります。どのみちUnistyleで見たESをパクることはおすすめしません。
以前より質が下がったという声も
それに伴い、サイト内コンテンツの質は下落。
— 吉田敬悟💭 (@K5_940310) August 6, 2019
特にunistyleはもともと有名企業の選考開始情報が頻繁に更新される点が非常に評価されていましたが、近年ではその網羅性が著しく低下し、優位性が無くなってきています。
おそらくそこでunistyleのマーケティング部門が施策を打ってきたのが、SNS施策
続
Unistyleを以前利用していた社会人からは、Unistyleに掲載されている情報の質が下がったという声も聞かれました。
確かに、大手企業の選考情報は本当に超人気企業しかなく、東証一部上場企業でも情報がない企業はかなり存在しています。以前よりも使い勝手が悪くなったという声があるのも頷けます。
Unistyleの評判のまとめ
いかがだったでしょうか。
Unistyleは、ESや本選考情報を見ることができる就活口コミサイトでしたね。大手企業志望であれば、登録して間違いはありません。ぜひ登録してみましょう。
あなたが納得の内定を得られることを祈っています!
お知らせ:就活の裏情報をこっそり配信中
それでも、Unistyleはイマイチだと思いましたか?
…たぶん、そう思っているあなたには「他に向いているサービスがある」可能性があります。
そもそも就活において、必要な情報・使うべきサービスは時と場合によって変わるもの。
また、就活の仲間を見つけることも重要です。
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